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2010年初荷出荷情報の巻

今月の雑誌各誌でチラチラ登場してますが、イマカツ2010年春の新作シャッドはキモを外して露出してます。
「巻く」サスペンドの次は・・・新技公開は開幕戦までKEEP SECRET。

んっ??一見スーパースレッジ?。
しかしその本当の実態はまだ秘密。
モグチャから偶然つかんだ新しいシャッドコンセプト。
巻くのも、ジャークするのも、もう古い!?

いよいよ2010年初荷が間もなく出荷される。今年からは「今月の目玉商品」と題して毎月の直近、確定出荷情報をお知らせしていこうと思う。

一昨日発表したアバロンのスーキラ3色。
アバロンの良さはローライトでの発色の多彩さ。
水流迷彩同様、実態がはっきりしない事がキモだろう。
スースレアバロン以来、その実績は確かだ。

今月の目玉はやはり季節柄、サスペンドプラグが充実している。その中でも冬季限定と言うか、加工の難しい高価な天然素材のため、常時ラインナップする事が出来ない「アバロン」シリーズがSPアイテム各種に初登場する。天然アバロンは仕入れの関係上、各モデル別の今期のリリースは1回限り。次回仕入れは12月、もしくは来年の1月を予定している。

リップライザー90に今回、待望のサスペンドが登場。
しかもアバロン仕様。極力、塗装は控えめに、アバロンの素材の良さを引き出すように工夫した。

春の白濁りに強い「アバロンブロッサム」。
スピンムーブで一世を風靡したカラーをアバロンで再現してみた。まさに「桜咲く」。

そして、季節商品のアバロンシリーズではないが、今月はWASP50、55にも入魂の今江直伝塗装モデルが登場する。
経験上、バスの行動習性として、12月の末の「冬至」を境に日照時間が長くなるにつれて、気温や水温とは関係なく、「紫外線量と日照時間の増加」で春を意識し始めると私は考えている。幾ら寒くてもバスにとって最も確かな「カレンダー」は日照時間であり、それを目安にバス達はシャローへの行動時期を前もって知っているように思う。従って、気の早いバスほど2月中旬には確実にシャローを意識し始める。特に浅い野池ほどその傾向は強いので、2月〜3月の野池はWASPやRIPRIZER60、90が最も威力を発揮する季節になる。今月のWASPとリップラは、そう言った状況を考えた上で、超人気色である3色を投入した。

ボート派にはスーキラ人気だが、春のオカッパリ最強はやはりWASP。
風がプロテクトされ、陽当たりのよいシャローフラットに近いブレイク付近を、ゆっくりと巻くだけで良い。
クリアなら今江(抱卵)ワカサギ、濁りでは高滝レジェンド。
何処でもオッケーな高滝ワカサギ。

私が最も気に入っているのがこの今江(抱卵)ワカサギ。
リップラ60、90サスペンドで採用。
リアルなようでお腹のクリームイエローが際立つアピール。

一方、琵琶湖で予想以上の人気となった「モザイク420BWK」は、当初は生産計画に入っていなかったが、急遽フル生産に変更。琵琶湖で特に人気の高いマッディークリスタル、パワーホワイトの追加生産ほか、小南ガイドの要望でチャレンジした渾身の「和風セクシーシャッド」を追加投入する。また今月はキャパオーバーで生産不可能だが、黒崎君リクエストの池原専用カラーの一つ「池原ウグイ」も納得できる発色が出来た。こちらはIK500R2に採用予定で、黒崎君のテスト結果をまって来月投入予定。

セクシーシャッドが大好きな小南君。私は苦手・・・。
ということで、私流に和風セクシーオイカワ♂にリメイク。
オイカワのオス独特の黄色いラインと淡いブルーを活かしてみた。まさに和風セクシーシャッド。

池原でブレイク中のIK500R2に、黒崎君のアドバイスでネストの天敵「ウグイ」を再現。
池原特有の黒く微妙にギラついたウグイをイメージ。
こちらは来月生産。

このほかにも今月の目玉としては、既に15000件を軽くオーバーした「DEVILRIPPER CARECA」、究極のS&S系「SGスクリューPLUS」、合わせてWBS助川リクエストのワインドキラービル「霞ワカサギ」阿部特注シンキングスーキラモグチャ専用リアルモグラ等が出荷確定です。

このプロップは発明級。
ベアリング以上の超高回転&独特のサウンドを発し、S字モーションをノーマル以上にパワーアップさせた。フォール時も止まらない。
全てにおいて完全にブレードチューンを上回った。
今回、ボーン鮎からリリース。

今月はワイキラ霞ワカサギも出荷。
高滝ワカサギに比べ、全てが濃厚。
ナチュラルでありながら、アピールカラーでもある。
既に複数のローカル大会で上位入賞。

猛吹雪の中でもライズアップさせるモグラリアルモスチャター。
カバー際を狙う時は、ブラシガードを適度に残しておくことがキモ。
カバーにぶち込めば真冬でも全然釣れます。

なんとこの2カ月で阿部ちゃんシールが圧倒的速さでストックアウト。
御褒美にNEWバージョン制作です。
周囲絶賛の第一候補を押し切って、本人の強い希望でイケメンバージョンになりました…。

その他にも、現在更なる独自の新色を研究中なのが「ブルーギル」「ザリガニ」カラー。正直、この2色は大苦戦中。まんまリアルにするのは簡単なのだが、何処をどう強調し「エサ越え」出来る性能を付加させるのか?その辺がワカサギや鮎系に比べかなり難しい。もちろん動きに応じた色調変化をより強調するため、動きを理解した上での色の配置も極めて重要なのだ。]

かなりいい線まで出せた「子ギル」君。
琵琶湖や野池で集団で浮いている子ギルをイメージ。
親ギルは喰ったら痛そうだもんね・・・。
お腹の中で赤玉が動きまくるのがキモ。
こちらは来月から。

こちらはサイレント子ギル。まだまだ研究中です。
ザリは更に難しい・・・。

最近、「色に凝ってますね。」とよく言われるが、超リアルにするだけなら写真転写で済んでしまう。単に綺麗な色、変わった色に「凝る」時代はもう既に終わった。フィールドのバスが以前に比べ遥かに「色」にシビアになった今、これからは違う意味で、量産ルアーも各地の現場に即した「コダワリ」が必要な時代になったと思う。こういったハンドメイド張りのコダワリも、いまどき絶滅危惧種級の「純国産、国内一貫生産のプラグ」だからこそ出来るイマカツ独自のコダワリなのであります。


今月は人手が足りなくて、フージーもナベも
工場で深夜まで内職中です・・・。


関東ではスーキラ、琵琶湖では420BKWで60アップが
結構出現、そして池原では500R2が好調。今年の冬は寒いが、何故か活気は例年以上に高い気がする。

 

 

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