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九州より帰還、厳しすぎて真っ青…の巻
ワクワクして臨んだ遠賀川は激タフ&豹変・・・
遠賀スペシャルで作って行ったハスカラーフラッシュモグチャも、辛うじて釣れたって感じでした・・・。



エリート5のプリプラに入っていた遠賀川から帰ってきた。今回はまたしてもマヌケ極まりない話で、昨年同様エリートは前日までフリープラクティスと思い込んでいた。しかしエリート出場決定翌日(27日火曜)、ふと見たJBサイトのお知らせの見逃しそうな場所に、「プラクティスはマスタールールに準ずる」との記載が…。
さすがに決まる前から用意する気にもなれず、檜原湖のタックルのまま放置していたため超パニック大慌て。急遽ホテルの段取りと間に合わせのタックルを手当たり次第に詰め込み、翌28日(水曜)夜に急遽出発すると言う慌ただしさだった。
到着した時には既に秦君、北君は選出翌日から遠賀入りしており、心構えの緩みにまたしても反省しきりの練習開始だった。今一度「常在戦場」の心得で挑まなければ、彼ら若手に勝ち目はないだろう。

まあしかし、勝手知りたる遠賀川。3日間もあれば十分と踏んでいたが、その読みはあっさりと裏切られる大誤算の練習になってしまった。
なんと今年の遠賀川、台風の直撃で2度に亘って中間市役所駐車場やスロープの駐車場の土手にあるトイレの屋根まで浸かる(あと少しで決壊寸前)と言う前代未聞の大氾濫を起こしたらしく、地形も含め昨年のTOP50開催時とは全く別世界になっていた。

会場の中間市役所前。この中間市役所のガードレールギリギリまで水没したらしい。
駐車場を歩く人の大きさと比べると、凄まじい大氾濫だ。
昨年とは全く違った遠賀川。
過去最高に難しい試合になりそうだ。

まず、あれほど無限にいるのではないかと思われたケタバスは結局一度も見る事がなく、大量に護岸沿いを回遊していたオイカワも一切その姿を見る事がなかった。ぶっちゃけこの時点で昨年のWASP55シャッドパターン(スピンクランキング)は壊滅の気配を感じたが、実際に見るも無残に壊滅状態。プレッシャーが少ない状態ですら、キーパーも一つ間違えば厳しい状態となっていた。

昨年同時期の遠賀川プリプラでは、ケタバスが大量発生していた。
ケタバスエリアではバクラトでイージーにナイスバスが連発したのだが・・・今年は・・・

エリート5はその主たる目的がシリーズ戦のTOP50とは違い、如何にアクティブに、如何にドラマティックな戦いを魅せ、観客を魅了するかという点にも大きなプロとしての責任がある。そしてこの手の大会は誰もが承知の通り、「1人の勝者とその他の敗者」しかいないのだ。

ただでさえ盛り上がる遠賀川TOP50。
ハードベイトで戦える可能性の高い大好きなフィールドだが、それ故に落とし穴も多い。

今回の私の練習もその目的に沿ったストロングパターンを如何に見つけるかに焦点を絞って臨んだが、結果的に強く押せば押すほど、今の遠賀川には相手にされない事を嫌と言うほど実感するハメになってしまった。私にとっては一番不利(苦手)な状態になっていたと言うのが、今回の遠賀川の誤算だった。過去最高に厳しい状態である事はほぼ間違いないだろう。
ただ、いつもの様に懲りもせず一蘭を連日食べすぎて、途中、思いっきり腹を壊してフラフラになった以外は、逆に自分なりの腹は括れた練習になったとは思う。今回の試合の結果に中途半端はないと思う。優勝かゼロか、それほどの腹の括り方をしたつもりだ。今回、本番の一蘭はお預けだ。

もう一つの自信作、モザイク300Wも1日引いてみた。
これを当て切れればブッチギリの可能性はあるが・・・。

とにかく今は週末までの4日間、シッカリと体を休め、一番の懸念である体調的トラブルを如何に万全にケアできるかにかかっている。今年最後の大勝負、今季最高の試合ができるよう、全身全霊で臨みたい。



1年ぶりの遠賀川も変わってましたが、一蘭黒崎店も2000年以来、遂に新メニューが登場。
勝利の美酒ならぬ、勝利のラーメンとなるよう頑張りたい。

 

 

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