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TOP50最終戦檜原湖プリプラ終了の巻

今年も早稲沢タコ粘り大船団ウルトラライトリグ隊との戦いとなるのか?既に早稲沢フラットでは毎日プチ船団が・・・メバル竿に1ポンドラインも既に常識!?

過去に例のない大減水でシャローが壊滅状態になってしまった檜原湖。選択できる攻撃的パターンが
極めて少ないのが悩みだ・・・。

6日ぶりに檜原湖のプリプラから帰ってきた。今回の檜原湖は非常に寒いとの前評判通り、まるで11月下旬並みの寒さ。急激な温度変化に弱い私にとっては非常に肉体的にきつい練習だったがなんとか無事、予定のメニューを消化して帰ってくる事が出来た。

今回の練習のメインテーマは檜原湖産希少種?ラージマウスを何本取れるか。
前半は楽勝に思えたのだが・・・

正直言って今回の檜原湖は非常に厳しい。通常良いはずのシャローが、かつてない程の大減水により激減、同時に冬の進行の速さ、ワカサギの巨大化?異常発生にともなってパターンにバリエーションが少ないと言った感じが強く印象に残った。中でも早稲沢エリアのワカサギの数は尋常でなく、アベレージを超えるスモールの存在も圧倒的で、例年以上に早稲沢タコ4粘り船団現象は激化するのは火を見るより明らかって感じだ。

シャローにいるスモールが喰っているワカサギは驚くほど大きく80mm級。
一方ディープは30mm級が超豊作。
どちらも例年以上に難しい事だけは確かだ。

バスの口の中にあったデカ・ワカサギ。
まさに食べられた直後。
今年の檜原はワカサギの2年魚が大量発生しているらしい。

今回はシャローでのキッカー狙いを練習のメインメニューとして、様々な新規開発タックルを持ちこんでみたが、過去最悪と言っていい程の減水のため狙えるシャローカバーが遥か陸の上。ただでさえ数少ない希少種のラージは、何もないフラットに散開し、おまけに水温低下とターンオーバーの影響でファーストムービングには非常に厳しい状況となっていた。昨年、沢村選手が初日、2日目とラージマウスでビッグウエイトを持ちこんでおり、そのイメージが強かっただけにかなり予想外の事態となってしまった。

今回はローランスのダウンスキャナーのテストも兼ねていた。
サイドスキャンと真下が見れるダウンスキャン、おまけにGPSと通常の魚探まで装備する次世代機種だ。
アメリカでも発売は11月。
まるで全て英語版ウィンドウズを操作しているようで、2日間は?????状態に・・・。

おまけにディープも決してイージーどころか、あまりにも釣れる釣れない場所がハッキリとしており、船団化しそうな超メジャー一級ポイントを外して「穴場」を狙えば狙うほど、まさに穴は穴でも「墓穴」を掘りかねない極めて危険な賭けになりそうな感じである。

シャローでは釣れれば一瞬で5匹揃う日もあった。
スモールのキッカーも出る確率は高いのだが、その当たり場所を当てるのは至難の業。ほとんどまぐれに近い。

いずれにせよ、私本来の檜原湖でのスタイルは、ディープであろうがシャローであろうが、ラン&ガン。バスボートの機動力を前面に出してのクイックな全域走破戦である。プリプラクティスでの結果以前に、本戦での体調維持が明らかに勝敗を決する事だけは確かだ。

かなり高確率でラージを獲る方法は見つけたのだが・・・スモールのイージーキーパーのバックアップが厳しくリスクが高く、無理すれば即死する可能性大。

実は先の第4戦旧吉野川で丸5日間、延々と巻き続けた影響で右肩をかなりキツく痛めてしまっており、腰と気温変化の三重苦が最大の難敵となりそうだ。
ここしばらく仕事が非常にきつかったので、このオフリミットは最終戦に集中するためにも体調管理と回復に重点を置く事にした。今更ベストなコンディショニングは到底期待できないが、「最悪」に近い状態さえ回避できていれば結果は必ず付いてくる。今の私に最も必要な事、それは間違いなく心技体の「体」である。コレから10日間、徹底した体のケアと休息、公式練習2日間への集中力をMAXに高めていく事に全神経を集中させていこうと思う。目標は復帰以前の通常ノルマだった年間ランキング5位以内の復活と、昨年、エリート5での2度目の優勝を逃したリベンジ。今回は事実上最終投票、必ず結果を出すつもりなので、最後の選出投票、何卒、よろしくお願いします。


昨年は延々とズーボ神に取り憑かれていたナベでしたが、今回はなんとかギリギリ毎日脱出。
果たして野尻湖で役に立つかな?

毎年、恒例となっている早稲沢・湯流里イマカツ合宿。
今回も快適に過ごさせて頂いて有難うございます。
ここに来ると野菜の本当のおいしさを実感できますよ。

 

 

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