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新製品情報あれこれの巻
8月3日発売確定!この表紙が目印です。
完全保存版全国メジャーレイク50アップ捕獲ガイド&実録DVD。
夏休みの釣行のお役にたてば幸いです。最新情報も満載です。


おかげさまでなんとか地獄は脱出。紙一重の攻防を凌ぎ切り、なんとか予定通り8月3日にTSRクロニクルIIは発売確定。早ければ2日(日曜)には店頭に並ぶかもしれない。内容はTSR記事の再使用総集編ではなく、新たに全て書き下ろした完全保存版メジャーレイクガイドブックになっている。実際、この本で50アップ捕獲を一つのノルマにして以来、50アップはもちろん、最近は明らかに55アップ捕獲率も明らかに急上昇している。次はいつになるか全く不明だが、次は夢の「全国メジャーレイクで55アップを釣る方法」の完成目指してまた新たに頑張っていこうと思う。

名竿インスパイア・ガゼル(ボロン)の粘りと靭性を4軸で超軽量化し再現したインパラ。
6フィート2インチMクラスだが、非常にタフに仕上げてある。
バカラックの10ポンドでも問題なし。

さて、今年も一つ大仕事が終わったが、今年は本当にハード面では実に充実した年になった。カレイド4軸シリーズはキャスティングシリーズの柱となるベーシックモデル4機種が今季のデビューを予定通り完了したが、ラブフィッシュグランプリの「ね〜ちゃんさん」のブラックレーサーに関するコメントにもあるように、誰に使ってもらってもその違いがハッキリと理解できるのがカレイド4軸の良さだと思う。そして、いよいよ4軸初となるスピニング機種のリリースが始まる。詳しい情報は近日公開したいが、ロッドの完成度に関して今季ほど充実した年は今までになく、その完成度に自信を深めている。

ちなみにこれはインパラのブランクにアブのオールドウッドグリップ(ピュア発売中)を組んでみたモノ。シングルハンドの実験のつもりが、なんか妙に懐かしくハマってしまった・・・。
(ちょっと趣味悪いですが・・・)

また、ハード面で今年のカレイドと並ぶ大進歩は、間違いなく「アンバサダー」が国産機種と通常使用における実戦的性能面で完全に肩を並べた事だろう。今までのABUは正直ってABUだから許せる部分が多々あった。それを含めてABUだからこそ使う価値があったのだが、「レボ・オーロラ」の登場をもって私自身、もはや全く国産機種に興味を惹かれる事は全くなくなった。
そして更に今季、アンバサダーレボは沢村さんと言う強力無比なパートナーを得て、最大の弱点とされていた軽量フィネスの分野において、いまや逆に最強無敵と言っても過言でない地位を手に入れたと断言できる。以前にも紹介した1/16ozのライトラバージグのピッチングすら決めてしまう、「レボ・フィネス」をもってその地位は紛れもないモノになったが、今回、遂に170g、1:7・6と言う驚異のスペックを手にいれた特注AURORA/KTFをもって、レボは遂にフィネスベイトの頂点、究極に達した。最新最高の国産全機種を実際に購入し比較使用して尚、その確信は揺るがない。

KTF・SAWAMURA特別仕様の「AURORA・ワークスフィネス」。なんと170g、1回転84cm巻き、しかも専用スプール。
取材ではめったに左ハンドルは使わないが、試合で高速巻き上げの左ハンドルは必需品。このリールの登場で左の頻度が急増している。
3〜5gのワッキーピンチングは驚異的性能!!!
ホンマに凄すぎ!!!

事実、レフトハンドル・ハイスピードレボは6万円近くの値段ながらKTFオフィシャルサイトで販売開始1時間にして瞬殺完売していた。既にベース機種のピュアからの入荷がショートするほどの大人気となっている。残念なことにオーロラはノーマルと違い特殊なパーツが必要のようで、果たして他店で購入した場合、KTFでチューンしてもらえるのかどうは今のところ不明だが、私自身、あのABUがここまで日本のトーナメント最前線を席巻するとは思ってもいなかった。

そしていよいよ発売になるフルーガーシュプリーム2500。
スーパー4軸初の超攻撃的スピニング・アリウープは9月頃登場予定です。

そしてまもなく、フルーガー2500ハイギアも市場投入される。私自身驚くべきことだが、マミヤOP撤退以来、スピニングの使用契約をピュアとしていないにもかかわらず、自主的に自らの好みでフルーガー2500を既に試合の主戦力として投入している。このリール、何故か相性が良く、想像以上に糸ヨレのトラブルが少ない点が気に入っている。ダイワの2500番と比較しても全く引けを取らないレベルだ。しかも超高速巻きハイギア(世界最速86cm/一回転)にもかかわらず、ギアのフォーリングが軽く、初動で巻き重りがしない事が繊細な操作の上で最大のメリットとなっている。無論、実売価格で2万円を切ろうかと言うそのコストパフォーマンスは、更にその実戦的価値を上げている。

スピンコブラクワトロセブンとフルーガーシュプリーム2500でのパワーフィネスは今季の阿部ちゃんのビッグウエイト連発を支えている最大の武器。
クワトロセブンは現在最終調整中。これまた超攻撃的スピニング。
最近、スピニングがベイト化、ベイトがスピニング化する傾向???。
(写真はTSRクロニクルIIより、コピーはダミーです。)

アブのオーロラとフルーガーのシュプリーム2500番、今年のピュアフィッシングのハード面における充実度は素晴らしい。まだまだこれ以外にも、既に来季に向けて更なるハード面の様々な急進歩が水面下では進行している。07年から08年にかけては、ハード面に関しては行きつく所まで行った感じがあったが、09年は新たな始まりの年となりそうだ。来年のフィッシングショーあたりは久々に刺激的なショーになるかもしれない。


やっぱりこのグリップにはABU2500CDLが最高にカッコイイですな。
使う事はまずないですが・・・30年以上前の憧れの存在は今も変わらず。

 

 

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