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異次元の扉、禁断の扉の巻

20年ぶりに訪れた金砂湖。
スロープ付近はずいぶん様変わりしていたが、
その美しさは相変わらずだった。

GWもほぼほぼ終盤になり、大渋滞で賑わった各地のフィールドも少しは平常に戻ってきたようだ。オペから1週間、じっと寝正月ならぬ寝GWを決め込んでいたが、さすがに我慢も限界にきて、リハビリ?も兼ねてGW休暇の隙を縫ってルアマガEXTREMEのロケに行ってきた。
実は昨年の夏に撮影したルアマガEXTREMEオカッパリ取材の非常に貴重な映像素材がまだ未公開のまま残っており、ルアマガDC部たっての依頼で、オカッパリ100%DVDを久しぶりに出すことになった。そのための追加追い込み取材を依頼されており、日程的にこのタイミングしかなかったというのが実情だった。

昨年の真夏、野池オカッパリで驚愕の45アップ無限ヒットを記録した「たたみ一畳の奇跡」、その謎を冬の減水時映像と合わせ解明。
そこには驚くべきサマーパターンのヒントがあった。

まあ、GW合間の平日とは言え2日すればまた週末。まだまだ休みの人も多いし、散々叩かれたGW明けフィールド、しかもオカッパリ限定となるとさすがに取材地選びに四苦八苦した。結局、土壇場まで何も決まらず、どうせ何処も難しいならナベや堂本の故郷、勝手知りたる讃岐平野の野池に昨年の夏以来1年ぶりに行ってみる事に…。

減水でオカッパリには最適な状態だったが、カバーなし、水深なしのウルトラクリア。
しかもGW明けとあって難易度には文句のつけようがない金砂湖。はたしてここでも「異次元の扉の鍵」は使えるのか?

しかし、内心はこの所、異次元の扉の鍵を得て以来、異様なほど根拠のない?自信があって、その鍵をもってすれば何処へ行ってもなんとかなりそうな気がしてならないのだ。今回はそんな「クリアレイクでクルーズする見えバスさえいれば釣れる」という自信過剰から、ランガン最初の地に選んだのが四国でも屈指の難関とされるジンクリアレイク・金砂湖。実に20年ぶりの完全思いつき、情報なしのしかもオンリー岸釣りチャレンジとなった。

見えバスは寒冷前線のせいか期待外れの少なさだったが、代わりに鮒の大群がいっぱい・・・。

そしてロケ当日。実に20年前のJBトーナメント以来となる金砂湖は、ずいぶんと整備され非常に足場の良いメジャーレイクになっていたが、水質は当時のままの超美しいエメラルドグリーン、ちょっと若かりし頃を思い出し感慨に耽ってしまった。そして減水のバックウォーターを覗き込むと…数匹の見えバスがスクールでクルーズ、果たしてここでも異次元の扉の鍵は通用するのか…。

第一ラウンド・VS金砂湖バス戦も開始1時間で怒涛の秒殺?決着。今回もこのサイズが前座君に・・・
ハドスイ見えバスマジック、オソロシア・・・。

とりあえず、いきなりランガン初っ端から取材的には秒殺終了。バスのコンディションが完全にド・ポストだったためか、さすがに「鍵の形」が少し変化し始めていたが、ハドスイのファーストインパクトはやはり破壊力抜群、この釣り方の恐ろしい潜在能力をまたしても実感してしまった。そして、この金砂湖で、この釣り方を100%生かすためのカレイド4軸全身武装の超攻撃型スピニング「XXXXX ・XXXX」がようやく納得のいく仕上がりになった。名前が内緒なのは「名は体を表す」になってしまうから。ヒントはバスの危険察知と捕食本能の狭間にある「ZONE」を巧みに利用する事。そしてそれを効率よく行える「肝」がルアーに存在する事。今はハドルスイマーがそれに最も近いが、更に対応できる「ZONE」を広げるため複数の試作品を作り、テストに入っている。もう暫く極めるまで待って下され。

実は去年からハドスイはオカッパリで50アップ捕獲しまくり。秘蔵のサマーパターンゲーム、この夏、EXTREMEにて100%オカッパリで公開です。

と言う事で、難なく初戦難関の金砂湖を怒涛のラッシュで無事終了。悔むべきは調子に乗りすぎ、余裕かましてファイト中カメラに解説していて55cmクラスをバラしてしまった事。ボスをバラすと群れそのものが一気に警戒最高モードに入ってしまいラッシュアワーは完全終了。しかし、今回のロケの主役登場はまだまだこれから。第2ラウンドは讃岐平野最難関と言われる某超有名・ジンクリア大型野池にまたしても無謀なチャレンジ、遂に良くも悪くも「禁断の扉」?を開いてしまうのであった…。
最後にまた忘れてた…イマカッチャンネル・ピュアフィッシング編、「フルーガーの歴史とスピンクランキングシステム第一回」既にオンエア中でした…。

今江克隆セミナー「フルーガーの歴史とスピンクランキングシステム第一回」

(・・・TO BE CONTINUED)


手術の成功を祈って、アブ・スウェーデン本社から手紙と新型モラムが送られてきた。なんと新型モラムの左右生産第1号機にCATCH THE IMPOSSIBLEの刻印が。
海外のメーカーとこういうお付き合いができるのは
釣り人冥利に尽きますね・・・。

パーミングカップにはNO,1(生産一号機)
の刻印と日付まで。
我が家の極秘ABUミュージアム行き決定です。
やっぱ丸型も捨てがたいですね・・・。

 

 

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