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バクラストン簡単リサイクルチューン其の(2)の巻

フラスコのお次はノーシンカー。
こちらはバクラストンに最適なリサイクルチューン。
クリアウォーターでルアー見ながら引きたい人、
オカッパリには超お勧めチューンです。

前回はバクラトのスコーンリグ対応リサイクルチューンを紹介したが、今回はさらにリサイクル、もしくはジグヘッドだけがなくなって途方に暮れている方?に簡単効果的なチューニングをご紹介。(ちなみにバクラト専用特殊ジグヘッドは生産が間に合わず、とてもバラ売りできる数がなかったのですが、ようやく目途がついたので近日ウエイトバリエーションも含め販売できる予定です。)
今回は春からアフターにぴったりの「ノーシンカー表層向けチューン」。基本は前回と同じなので超簡単。ボロボロのバクラト、もしくはバクラストンと電子レンジがあればオッケー。今回のノーシンカー用チューンはむしろ「バクラストン」に最も効果的なので、バクラストンをベースに解説します。

まずは、バクラストンの顎の下、ジグヘッドが入る中空部分を写真ように三角にカットし穴を開けます。



注意点はこの時、オフセットフック(ノガレスモンスター、フッキングマスター6/0がベストバランス)のクランク部分に十分、顎肉の「掛けシロ」を残しておく事。ここを切りすぎると顎が裂けやすくなります。



ここまで出来たら前回同様、細切れバクラト(透明リアル版がベスト)を電子レンジでチン!ちなみに500Wなら2〜3分でトロトロに。火傷に気をつけながら、顎ホールに充填開始!



キモは前回のフラスコ仕様とは違い、穴全体をヒタヒタに樹脂で満たすのではなく、2/3程度の充填で止める事。全部充填すると、フックのシャンクに太いボディーが触れてしまい、ワームがセットしずらく、ズレ易くなります。



横から見たら写真のように大きなスリットが顎下に付いたような感じになります。ここにオフセットフックのクランク部分がすっきり収まるようにしています。



これで完成。バクラストンノーシンカー仕様。バランス、フォール速度はネイルシンカーを入れて調節するので、ある程度中空内部を樹脂充填しておきましょう。



この仕様でのバクラストンは、4.5インチでは集魚力が弱く、6インチハドルトラウトではデカ過ぎ、もしくはカバーがややこしい場合に最高に効果的です。基本は目で見ながら水面直下デッドスローリトリーブ。バクラストンはボトム〜中層狙いが基本ですが、このチューンは基本、ハドルトラウト6インチのサイズダウン版と考え、クリアウォーターの表層で誘う別モノと考えておきましょう。

もちろんバクラトでもオッケーですが、正直、尻尾の捻りが強く暴れすぎるので、バクラトリアルはフラスコ向き。
フック軸にシンカーをつけると安定します。

ビッグベイトのような表層誘い出し系ハドルストンと、中層〜ボトムでのスイミングワーム系に近いバクラストンは似て非なるもの、全く違ったレンジでの使用を前提としているので、同じもののダウンサイジング版と勘違いしないように。ビッグベイトやS字系を使いたくなるような場所なら水面系のハドルトラウト、マキマキやスコーンを使いたいような場所でこそ、バクラト、バクラストンと覚えておこう。
ハドルストンと同じ目的のもの作っても意味ないしね。意外とこの辺がまだ解っていない人が多いようなので、ご注意を。目の前で見て、その真意が解ってしまうと春のバクラストンはマジで超絶激ヤバ間違いなしですよ。

スポーニングシーズンのバクラストンは本当にヤバい。
メキシコでもヤバすぎて使用を自粛。たった数時間しか使わなかったのに12、11ポンドをあっさりシャローで仕留めてしまった。



GWに琵琶湖に行く人は忘れず持っていきましょう。
今年は「リアル」&「ネコリグマスター」の登場でさらにパワーアップ。
間違いなくミッドスポーン対巨バス最強ルアーの一つ。

PS、GWに向けてジャバロン110リアル、何気に用意していたほうがいいですよ…。リアルはマジで超ヤバい。
リアルだからじゃないよ…理由は見つけて下され。

 

 

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