HOME < K.IMAE Top Secret

フィッシングショーOSAKAを終えての巻

今回もEGは日曜ラスト。
それでもお疲れの中、大勢の方に集まっていただき、
本当に感謝感激でした。

EGセミナーでは警備担当不足で、混乱を招き本当に
ご迷惑をおかけしました。
この場を借りてお詫び申し上げます。

本当に何と言ったらいいのか、私のセミナーを楽しみに土曜日に来てくれたファンの皆さんには本当に申し訳ないことをしてしまいお詫びの言葉もありません。直ぐにお詫びの更新をしたかったのですが、パソコンの前に長時間座ることができず、大事をとって更新も今日まで控えさせてもらっていました。
実はご存じの通り、手術回避のために年初から1日も休まず続けてきた治療と、メキシコから帰国以来、毎日続けていた筋トレが順調な成果を発揮し、明らかに肉体的変化を感じられるところまで来ており、10年間手放せなかったコルセットすら1か月以上全く触れる事なく過ごす事も出来るようになっていました。本当に数年ぶりに開幕戦に向けて気力体力も充実し始め、それ故、先日ここで書いた通り14日に予定していた椎間板の手術も遂にキャンセルした所でした。

体調がイマイチだと、これだけの大人数を相手にすると逆にこちらが呑まれてしまうことがある。
EGセミナーでは最初は我ながらスベってました・・・・立て直すまで焦りマクリ・・・。

しかし、本当はこう言った安心感が出てきた時が一番危ないことを一番よく知っていながら、今回もその油断から大きな大きなミスを犯してしまいました。本来、1か月単位で綿密に医療トレーナーにより組まれた筋トレメニューでしたが、このショーの3日間は敢えて蓄積疲労を考え、筋トレメニューを比較的軽いアップ程度に軽減し筋疲労を取る予定でした。しかし、習慣とは恐ろしいもので、筋トレを休むことが恐ろしくなってしまいついつい休めなければならない時にさらに過度の筋トレを持続してしまったのが災いしたようです。

こちらは東レインターナショナルセミナー。
何故か熱いファンが多かったような・・・なんか「体圧」の強さを感じました。

私の椎間板はいわば酷く穴のあいた奥歯の虫歯のようなもの。一つ間違えば、その神経根剥き出しの穴に、歯医者がクシャミをしてしまって、高速回転するリューター(キュイーンって音のする最悪のあれです…)に上半身の体重を乗せて突き刺してしまった状態と考えてもらえば近いと思います。僅かな油断が取り返しのつかない振り出しへと戻してしまうことを一番知っていたはずでしたが…。
ショー業者日の朝、起床時からかなりの全身筋疲労がありました。オーバーワークの過負荷による筋疲労で、久しぶりにこれは危ないなと思った瞬間、左背筋に高圧電流のような鋭い痛みが走り、直後に左背筋が痙攣、まった動くことさえ出来なくなってしまいました。疲労した筋肉が朝の硬直で背骨を支えきれず、潰れている椎間板横の神経を背骨が挟みこんだ結果です。その時の失望感はここに書く気にもなれないほど酷いものでした。

熱気が伝わってくるとエンドルフィンマシーンとなるワタクシ。痛みも忘れて今セミナー最高のネタを暴露してしまいました。
「読影読風術」は本来、言いたくない秘伝の書です。

結局、業者日は即断念、夜、渡辺に医者まで運んでもらい時間外治療で3時間半をかけて調整治療、筋肉が強化されていたおかげもあってその日のうちに驚異的回復を果たしました。主治医には何とか強行したいと申し出たのですが、「試合に出られない今江さんの姿と、セミナーに出られない今江さんの姿と、本当のファンの方はどちらを残念がりますか?」という一言によって、断腸の思いでフィッシングショーを断念する事を決意しました。
しかし、結局、その制止を振り切って2日目は強引に舞台復帰してしまい、その日の朝、インテックス大阪駐車場で車を降りた瞬間、再び悪夢の一撃に襲われてしまいました。
何とか平静を装ってセミナー3本を完遂しましたが、最後のEGでは脂汗で眼鏡が曇ってしまい前が見えないほどの苦痛でした。それ故EGセミナーでは、最後までファンの皆さんに対するサービス、そしてケアーが十分に行き届かなかった事をここに深くお詫び申し上げます。

ピュアセミナーでは貧血で倒れた方が・・・
「倒れた!」の声に、舞台裏のスタッフは私が倒れたと思ったらしく大騒ぎに・・・。

現在はようやく激しい痛みは取れ、横浜ショーに向けて何とか明るい光が見え始めてきたのですが、およそまだ万全と言える状態にはありません。ベースの体力、筋力は確実に回復してきている実感はあるのですが、1昨年の全摘手術による基礎体力の低下、4年前に背骨にメスを入れた事により物理的に損壊した病変部は残念ながら1〜2か月程度の治療で容易く治るほど甘いものではないようです。しかし、今回は「絶対に治す」と言う不屈の意志があり、それが新たな目標にもなっています。ファンの皆様にはここ数年、せいぜい40〜60%程度のパフォーマンスしかお見せできていないことが残念ですが、バストーナメントは他のスポーツと違い、経験と判断力がモノを言うメンタルスポーツ。これだけのハンディキャップがあってもここまで出来たのですから、この弱点さえ克服すれば、決して今でも負ける気はしません。今は敢えてじっくりと、虎視眈々と静かに伏して牙を研ぐ時と肝に銘じ、まず内なる自分自身との戦いに勝利したいと思います。横浜ショーに関しては後日、状況を見てご報告させていただきます。

今回のセミナーは体調は激最悪だったが、内容は良かったと思いますがいかがでしたでしょうか?
横浜も出場決定の折には、「体圧」の感じられる熱いセミナーにしたいと思います。

色々とご迷惑をおかけしますが、今後も温かいご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。



横浜ショーでは、バークレーはフルーガーの超高速ギアスピニング、東レはコンパニオンにじゃれつくイマカツ若手プロ達、EGはカレイドスピニング62UL(未完成ですが・・・)が超注目ポイントです。

 

 

TOP OF THIS PAGE