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JB桧原湖イマカツカップ参戦の巻

美しい裏磐梯。次はどんな気持で眺めるのだろう。

今週はかねてよりエントリーしていたJB桧原湖イマカツカップに参戦してきた。プリプラを途中で断念した自分にとっては、来たるトップ50への最後のチャンスになる。

断念したプリプラから1メートル近く急減水した早稲沢。
別世界の風景になっていた。

今もって再発させてしまった椎間板性腰痛の状態が予想以上に酷く、ブロック麻酔をしてなお満足に歩行すらままならない。ギリギリまで、キャンセルし休むべきか迷いに迷ったが、練習なくして勝利なし、どのみち寝ていても回復の兆しがない以上、やらずに後悔するより、やって壊れた方がマシと飛行機で桧原へ向かった。

更に厳しさを増した桧原湖。今年は何かが違う。

このJB桧原湖シリーズに出場する事により公式練習一日と、試合の半日を練習に当てることができる。それを見こして年初、保険を兼ねて桧原シリーズにエントリーをしていたが、くしくもそれが幸いした。

無理を押して来た甲斐があったのか、なんとか戦える手応えを土曜日に得ることができた。

公式練習日、ようやく桧原のバスと再会でき、僅かながらヒントも掴むことができた。プリプラから水位が激変した事も、結果的にはフラットな考えで臨めたように思う。
イマカツ杯と言うこともあり、練習を兼ねながらも一発を狙った結果、はギリギリの体調だったが、ローウェイトが幸いし、表彰台に立つことができた。

試合の朝にはスタート即棄権も考えたほど体調は最悪だったが、先の野尻湖と言い、釣りは何年やっても解らないものである。結果は五位入賞。


年齢、そして二度の手術は想像を遥かに越えるほど、自分の体力を削り、同時に気力と集中力も失わせていた。表彰台が遥か彼方、もう手の届かないほど遠いものにすら思えた。
しかし、前回の野尻湖戦で体調さえ整えば技術、集中力に陰りはない手応えを得る事ができた。そして、今回、ローカルシリーズではあるが再び表彰台に立つことができた。勝負勘も確実に戻りつつある。
ただ、楽観は決して出来ないのが現状だ。一旦帰阪し、明日再び鍼治療とブロックを施術し明後日、桧原湖に戻る。苦しいが楽しい。辛いが生きている充実感がある。

いまはただ、三日間試合を戦える体調の復調に全力を尽したい。

トップカテゴリーではないが、一年のブランクを経て、
ようやく再び手にできた入賞の盾。
貰い慣れていたはずが、今回は特別感慨深いものがあった。次は本番のトップ50、体調が回復するのを祈るのみだ。

 

 

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