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白夜の時差ボケは辛いよの巻
コペンハーゲンではタクシーがほとんどベンツのEクラス!!さすがヨーロッパって感じで驚きました。


                                  
スウェーデンから帰って以来、酷い時差ぼけに悩まされている。スウェーデンと日本との時差は約7時間、しかし、それ以上に白夜と呼ばれるほどやたらと日が長いのが最高に堪える。夜は午後10時を過ぎても普通に昼間…11時ごろになってようやく夕方っぽくなってくる。おまけに朝は3時には真昼間の日差しが燦燦とさしているからたまらない。

とにかく美しかったスウェーデンの町並み。
治安のいい国は和みますね・・・。

以前、アイオワの北部へ行ったときも似たような感じだったが、それより更に日が長く、テンションが上がりっぱなしでやたら疲れる。気が付かないうちに疲れているって感じだ。
しかし、逆にスウェーデンの冬は太陽が出ているのが4〜5時間とビビルくらい短い。そのせいか結構風は冷たいのだがタンクトップの人、スキンヘッドの人がやたら多い。なんとなく太陽の光を今のうちに出来るだけ受けておきたいのかなと思ってしまったが、まんざら外れてはいないような気もする。

意外にも一番親しみやすかった
イレズミマン。
スキンヘッドに全身タトゥーだけど、
本職は大工さん。
ふくらはぎの筋肉が凄い・・・。

今回の海外遠征はかねてからのABU社のご招待を受けた形だったが、ABU社の招待を受けるということがどれほど光栄で、どれほど感動的な事なのかは、今のバスアングラーで理解できる人は少ないかもしれない。私は別にオールドタックルに興味があるわけではない。しかし、20年以上も前、バスフィッシング創世記、いやルアーフィッシングの黎明期からずっとルアーフィッシングをずっと続けて来た者にとって、「ABU」と言う名の響きは別格で特別で神聖なものがあるのだ。

懐古主義やオールドタックル愛好家ではないが、「ABUのベイトリール」、この響きは私にとって最新鋭のデジタル機種にすら勝る存在なのだ。

どんなに日本のリールが世界的に優れた機構、デザインであっても、どんなに日本のタックルが先進的、機能的なものになろうとも、「ABUのベイトキャスティングリール」は私のルアーフィッシング、バスフィッシングにおいて他の何者にも代えることの出来ない最初にして最後の存在なのである。その存在は、ひたすらマシーンのように釣り続けるトーナメンターとしての自分の、幼い頃から変わらぬ最後の良心のような存在かもしれない。…なんてセンチメンタル爺さんみたいなことを言っても多分今の若いもん(特にルアマガ系読者)には理解できないかもしれないが、これを機会にまあ少しでもABUがABUたる由縁を今回の旅を機会に伝えられたら幸いだと思う。

今も変わらぬスウェーデンABU本社。
中学生時代に少しタイムスリップした感じ。

ということで、今週は夜中の3時ごろに目が覚めてから全く寝れず、昼間に激ネムになってしまい、昼寝をしてしまうと夜に全く寝れないという悪循環…異様にダルい1週間になってしまった。

北欧名物パイクはこのサイズがアベレージ。
北米のマスキーパイクとは種類が違い、あまり大きくはならない。

しかしまあ、今年2回目の海外釣行も無事成功のうちに終了し、徐々にではあるが体力も戻りつつある実感もある。来週からは様々なフィールドテスト企画が山盛り、気合を入れなおしてフィールドに出たいと思っている。

バスはいないけれど、北欧の釣りもなかなか楽しかった。
ABUはやっぱり私にとっては偉大な鯛でした???。
詳細はまたルアマガ7月末号&8月末号にて!!


ABUを生んだモラム川。
かの開高 健氏もここで釣りを楽しんだ。

モラム川もアマゾン川上流と同じブラックウォーター。
黒いのに琥珀色の透明感。とにかく美しい。

 

 

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