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プリプラ終了・果たしてどうなる?の巻
会場スロープにはバスボートがずらりと並ぶ。
私が到着したときは既にほとんどのプロは出廷済み・・・。体力差を感じます・・・。



一昨日、プリプラを終了し帰阪した。今回特に思ったことはいくら練習とはいえ、出場者達の間で日に日に増してくる独特の緊張感は、取材やロケなど比べ物にならないという事を実感した。

取材を含め本当にきつかった8日間。
やることはやった、
公式練習日の2日間が全てを握る。

同じ条件下で本気で勝負する事は否応なしに自分の「立ち位置」を明確に示される結果が伴う。釣り人の本音からすれば、それを知ることは物凄く怖いことかもしれない。「釣り天狗」という言葉があるように、釣り人とは自慢好きで、自分は上手いと思っていたい生き物だ。にもかかわらず比べられる事には実に過敏で、何かと結果に「言い訳」を付けたがるから厄介でもある。TOP50トーナメントはそんな釣り人が本音はそっとしておいて欲しい部分を露骨にえぐり出す容赦ない世界だ。

今回は苦手エリアを克服することに時間を割いた。
ストロングパターンを生かすも殺すもメンタルバックアップ次第。
それがトーナメントだ。

今回1年ぶりに練習復帰し、その空気に触れ続けドッと疲れが出たのか、今は完全にダウン状態になっている。しかし、同時にこの緊張感が物凄く好きで、いつまでもこのヒリヒリするような現場に接していたい自分がいる。
体力の衰え方は自分の想像以上だった。言ってみればこれも言い訳だ。誰もが何らかのハンディは背負っているものだ。判っているならそれをカバーすることも実力の一部なのだ。楽しくも辛いプロトーナメント最前線に間もなく復帰する。もちろん優勝は全力で狙いにいく。しかし、その前に今回は3日間、試合を無事完遂すること(予選通過を含め?)を第一目標に頑張りたいと思う。

なんと水温は最終日15度に達するところもあった。
このまま続くと産んじゃいそう・・・。
間違いなく激変は確実だろう。

楽しそうなナベ。私はボートを降りてテトラ帯でオカッパリで穴調査。

現時点でのメスの釣り方はほぼ解った。
しかし読めるのはせいぜい1日2本まで。
ナベにもようやくプリメス。

夕方になるとダイプラのクランキンでも簡単に釣れた。
果たしてどのパターンが本番まで生き残るのだろう。

 

 

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