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対・土師ダム戦、私の選んだ武器の巻
いよいよ05年トップ50が始まる。開幕戦は広島県土師ダム。非常に厳しい戦いになりそうだが、決まれば相当なウエイトが出ると思う。
今回はJBのトップ50がイベントとして大きく生まれ変わる。これは私自身とても楽しみである。
ちなみに金曜、土曜は予選。ここで54名から決勝進出は30名に絞られる。そしてトップ10にはプレスが同船するルールになっている。予選落ちしたプロもファンサービスとして最終日まで残らなければならず、一部はウエイインのトレーラー運転手にならなければならない。これは誰にも平等、検量もポイント制から わかりやすい完全トータル重量制になった。私もとにかく決勝に残ることを目標に、初日から全開でウエイトを伸ばすつもり。今回は湖が小さくプレッシャーとの戦いなので先行逃げ切りで行く。
予選落ちしたらファンサービスします・・・。

最終日はイマカツ&エバグリ&ピュア&東レフィッシングで合同ブースを出し、イベント用に激レアオークション品の出品や限定商品販売を予定している。予定では私の直筆大漁祈願御札入り特別仕様のキラービルを限定販売したり、オリジナルキャップやステッカーなどの限定品も出す予定。
エバーグリーンからは菊元プロも日曜日に登場!駐車場も異常に広いのでぜひ皆さんで観戦に来て頂戴。

今回の武器はもちろんサスペンドが軸。それに何種類かのパワー系、フィネス系をバックアップに使う。そのなかでも
最高に素晴らしい武器になりそうなのが ケイテックの樹脂タングステン・ガード付スモールジグヘッド。今年から鉛が
全面使用禁止になったJB戦のまさに救世主。
私が高滝戦で勝った時に使ったリトルスパイダーに使っていたジグヘッドのフックをそのままに、ヘッドをタングステン化。しかも最高に素晴らしいブラシガードがついている。
無論「F」商品でもある。このジグヘッドを何に使うかは内緒。ただし、シリコンラバーのライトウエイトジグは間違いなく
主力のひとつ。これをスピンコブラ&PEで使う。とにかくこのジグヘッドがぎりぎり間に合い本当に助かった。
Fマーク入りタングステンショートシャンクジグヘッド。
バレが少なく、障害物にも強い。
自分でシリコンラバーを巻いたエコ対応ライトウエイトジグ。
スピンコブラとの組み合わせは最強。

もうひとつ武器を明かしてしまうと、地味だけど「プレデター&タイニープレデター
色は完全海老カラー。テール部分に自分で蛍光オレンジを吹いた特別仕様。土師ダムはオレンジベリーがいいような気がしたから。プレデターを選んだ理由は、山間の寒冷地にあるリザーバーで春とはいえ水温が平地よりかなり低く、風がやたら強い。バスが深かったこと、まだ底べたであることを考慮し、スロー&根がかりに強く、向かい風にも強い遠投力を持つプレデターを主力に選んだ。あまりにトップ50プロにスーパースレッジ系が使われすぎている裏を掻いた意図もある。アバロンも今年はみんな持ってるからね。
バスが急な水温低下で超スローになるとスーパーより実はプレデターのほうが戦闘力が上がる。2001年の遠賀川戦でも最終日ラストのキッカーを仕留めたのはタイニープレデターだったことはもう忘れ去られていると思う。勝てるルアーは流行ではない。何年たっても時期によってはボックスから外れることはない。

今回のチョイス。
手長海老カラー
湖産海老カラー
自分でオレンジを少し尻に吹いている。ボトムで尻を目立たせたいからだ。
プレデターはスレッジに比べて全て地味。動きも細かく引き応えも地味。でもそれが私の意図した動きなのである。激しく動くルアーがいつも良いわけではない。水押し神話も適材適所。ラパラのシャッドラップやデビットフィリッツのDT-シリーズ、リッククランのサンダーシャッド・グランドファーザー(角リップ)にも必ずビビル位なんでこんなにタイトなのって動きがある。普通に見れば終わってるようにすら見える。しかし、その意図するところを知っていれば、おのずとプレデターの狙いが分かると思う。プレデターはワームと思ったほうが良い。硬くて岩の上でチョイ浮き停止できるイモグラブと思って使うこと。これが春には最高に効く場面が必ずあるのだ。
プレデターは甲殻類を意識したプラグ。
リップのつめも伊達ではない。
ということで少しだけ戦略公開。これが公開されるころには試合直前だと思うので、頑張ってきます。
応援よろしくお願いします。

 

 

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