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K.imae Today's Tips 2338『Top50開幕戦決勝』

朝一二時間のみと決めて、3日連続、超激戦区西の川最上流サイト勝負。

ギルロイドjr寒鮒で一本仕留めたものの、
開幕戦即トレイル脱落だけは絶対回避を最低目標に切り替え。

昨年までの自分なら、最後までビックウェイトを狙って、ほぼ自爆していたと思う。
















その後はリミットを積み上げ、1つでも順位を上げる事に徹し切った。

今試合の勝負は捨てても、トレイルへの望みを繋ぐ事、
望みある限りまたチャンスは必ず来ると。

一時間でリミットメイクし、幾度も50g単位の入れ換えを繰り返し、五尾2580g。

平凡以下の地味なスコアだったが、その冷静な判断は結果、
九死に一生をえる決勝9位となった。

そして予選落ち相当の27位から次戦への望みを繋ぐ18位へのジャンプアップを果たした。














本来ならば、何としてもここに立ちたかった。
その想いが強すぎて、予選は全てが空回りだった。
意地になって大銀座状態の西ノ川サイト勝負に予選の大半の時間を無駄に費やしてしまった。
















だが、1つだけ今年肝に命じ、徹底して練習した課題が紙一重で予選落ちを回避させてくれた。

初日はリミットメイクには時間的に手遅れだったが、
リミットメイクは2日目も決勝も、2時間あれば出来る自信はあった。

結果的にその地味な練習が、この試合で一番価値があった練習だった。















三原のウィニングルアーMVPは紛れも無くギルロイドjr寒鮒。
大会トップウェイトとなった予選2日目の7キロ越えの二本の2キロオーバーを仕留め、
決勝では65㎝クラスを含む数本の2キロオーバーをネットイン寸前でバラしたそうだ。

その決定的瞬間はカメラが捉えてるので月末ルアマガを見て貰えば、
その凄まじさが分かるだろう。


実は寒鮒カラーはイマカツ身内でも口外禁止のシークレットだった。

六月のギルネストシーズンまでは圧倒的に冬から春は鮒カラーが効く事は
まだ意外と知られていないリアルシークレットだった。
その反応差は驚くほど明らかである。

恥ずかしながら自分のサイトの軸ルアーも三原と全て同じだった事が試合後判明…。

ギルロイドjr鮒カラー、ニードルシャッドとSHU7のi字引きの3本立て。
結局、試合で釣ったのはギルロイドjr鮒だけですが…。

そして、ギルロイドjrはフラットテールではなく、
ブーツテールでなければならない理由がある。

その辺はまた後日、早く知りたい人はルアーニュースTVで
三原の現場インタビューが速報されてます。
近日放送のザヒット生野銀山湖驚異の3本8キロもギルロイドjr鮒カラー。


因みに自分のリミットメイク技は今年一年使うので、
申し訳ないですがリグもルアーも非公開にします。















しかし、自分が初めてTop50艇として乗って以来20年、馬淵、三原と乗り継がれ、
一体このボートで最高カテゴリー何勝を勝ち取ってきたのだろう。

不死鳥イマカツフェニックス号、また一つ新たな伝説がこの船から始まりそうだ。

初優勝、おめでとう、三原プロ。























ちなみに…閲覧注意…。↓↓↓














山奥のバンガローに泊まるときは要警戒。ナベさんは今回も悲惨でした…。
自分はマイ毛布&マイ布団、連日の徹底バルサン、除虫スプレー攻撃で快適でしたが…。

正体はなんと南京虫。

山奥では完全駆除は不可能なんで、皆さんも長期滞在の折は自己防衛をお忘れなく。

 

 

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