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K.imae Today's Tips 2298『ヘルタースケルター』

3月からの実釣テストに備えて、
今自分的に最もダークホース的な存在になりつつあるヘルタースケルター。

まだコレはショーモデルで、最終形態全貌は明かせないが、
こいつの戦闘能力はメチャクチャヤバイ気がする。

30年以上前に結構お気に入りだったボーマーの「ブッシュワッカー」が元ネタだが、
完全にブッシュワッカーを超えた自信がある。

何故コイツを今更思いついたかと言うと…


1つは、表層直下を泳ぐシラウオの群れみたいな「群れ波動」を出すルアーを作りたかった事、

2つめは、霞のタマネギの上を一切恐れず舐めまわせるスピナーベイトが欲しかったから。

















タマネギ攻略は自分的にはタマネギの下からバスを
引っ張り上げれる「スーパーモグチャ」が最強なのだが、
チャター系は時に強すぎてバスに敬遠される事もある。

そこで欲しかったのが、タマネギネットを意に介さない横倒れしないスピナーベイト。

タマネギにスピナーベイトは非常に有効なのだが、
トレーラーフックを付けると嫌っちゅうほどボンボリに引っ掛かる。

トレーラーフックを付けなくても、
スピナーベイトは横倒れになるとタマネギネットにやたら弱い。

そしてバイトトリガーになる「何か」を発生できるスピナーベイト。

絶対安定姿勢の中にトリッキーな何かが混ざる要素も欲しい。

それを考えていて、このヘルスケに辿り着いた。














もう既にこのカタチから次のカタチに改良され、量産試作に入るヘルスケ。

このショー公開ヘルスケにはまだ3点の弱点があった。

ブッシュワッカーを青年時代に使い込んだからこそ、
何故、ブッシュワッカーが現代に生き残れなかったか、その理由も解っている。

そのデメリットを全て解決し、遥かに実戦的に進化したのが、次のヘルスケだ。

タマネギの頭の上をツラツラに舐めながら泳いでくる波動は、
常陸利根川タマネギ護岸表層でよく見るベイトの群れにそっくり。

コイツにアバロンブレード4枚つけたら、さぞかし美しいスピナーベイトになるでしょうね笑。

でもコレも燐青銅ブレードじゃなきゃ、
ブレード重すぎて重心が高くなり、回って飛ばないんですね…。

だからブッシュワッカーはコロラドの小さなブレードだったわけで。

アバロン貼っても重くなりすぎない燐青銅ブレードは実に偉大なブレードでした。




 

 

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