HOME < K.IMAE Top Secret

K.imae Today's Tips 2211『東西異常釣欲者対決…』

東のチン○ーくんも大概ですが、
やっぱり元気なオジサンの釣欲の果てしなさにはまだまだ若かった模様。

本日のバイソンチャレンジ、見事、58cmをキャッチして
あらゆる方々に迷惑メール送りまくってたようです。

まあしかし、西の異常釣欲者、確かによく釣りますね。

その並外れた欲情があらぬ方向に向かず、健全な釣りに向いてくれた事は幸いです。

さて、遠征2日目のチン○ー君、倍損遠征にならないように頑張ってください。


















さてさて、いよいよ初お披露目になったフラットゴビー。

前回試作は中国ならではのイメージ違いになってしまいましたが、今回はかなりキテました。

このフラット系、結構長いこと研究しましたが、ビーストの水流レールに代表される
「滑る」動きに囚われすぎて、大切な事を見落としてました。

滑る=水から逃げるという事実。

ましてや薄いフラットになると、水押しパワーは大きさがないと非常に弱い。

ダートは水を限界まで押して、水受け力が破綻した時に
我慢しきれず滑ってしまい、視界から一瞬消えるのが一番いい。

逃げる魚も逃げる瞬間一番水を蹴るし、千鳥も同じ。

滑る事にこだわりすぎると、いまいち釣れないワームになります。

それはサイズが4インチを下回ると露骨な差が出てくる気がします。

デプスのブルフラットは、あの大きな尻尾のラダー状の凸凹が凄く効いてますね。

そこで、自分的にはジャバギルスタイルから、喰わせを意識したフラットゴビーでは
敢えて水を「掴む」リングリブを試してました。
















最初は如何に滑らすか、如何にスライドフォールさせるか、
フラット形状ばかりに頭が行ってましたが、それがなんだか味気なく、
次第に「逆に水を掴みながら捻るようにグライドフォール
して欲しい」と思うようになった。

ヒラヒラ滑って落ちるよりも、
簡単には落ちねーぞクソッって足掻いてるみたいな抵抗感が欲しいと。

特にボトムズル引きとか、ライトテキサスやキャロでズルズル使った時にも、
なんか扁平過ぎると滑りすぎてる気がしてノーカンジ。

それでもスモラバと組むと良い感じなのは、
結局、ラバーが水を掴んでいるからなんだと実感。

そこで、思い切ってリブをメチャ深くし、
しかも進行方向に対し「逆Vリブ」になるようにしてみたところ…。

意外にもグライドフォールに影響はないどころか、狙い通りのイメージに。

特に3.5インチクラスは間違いなく水掴みがよくなった感じ。

ノーシンカーでも水を撚れさせて纏いながら、スローにスライドするイメージである。
















そこでボディーデザインを思い切ってディープ逆Vリングだけでなく、
上面のフラット面もハンプアップさせる事に。

まあ、三葉虫(トリロバイト)か柿の種みたいなシェイプ。

下面も上面もアンクルゴビー伝統の船底型ヘキサゴン(6角)ボディーに。

最終的にフラット面が消滅してました笑。

もはや「フラットゴビー」ならぬ、「ヘキサフラットゴビー」。

上下で2回使えるメリットも笑。

まあ、セコい冗談ではなく、上面もハンプアップする事で、
テキサスリグでの着水時にフラット面が反ってしまうトラブルが激減。

なによりフックセットが真っ直ぐ綺麗に非常にしやすくなり、
フラットワームの泣き所だった針先がすぐ飛び出すトラブルも激減することに。

かなり理想のフラット喰わせ系ワームに近づいてきてます。















かなりカタチが完成に近づいてきた感じですが、まだもう一ひねり考えてます。

まだまだ進化過程なので、このままではデビューしない可能性大。

完成形は2019年フィッシングショーでデビューできれば最高ですね。

アンクルゴビーの安定釣れっぷりを維持しながら、
グライド系ワームの唯一無二なカタチを創造して行きたいと思います。

 

 

TOP OF THIS PAGE