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K.imae Today's Tips 2209『ピラーニャ70SDSと野池ザリガニ』

琵琶湖ではソルソニ祭りが絶好調で開催されていますが、
ウィードの少ない今年はコチラも要注意。

先日、減水野池にゲキアサシャッドのテストに行った時、
野池にザリガニの遺骸があちこちに。

そこでちょっとコイツを無理矢理試してみたら、水深1m前後なのにほとんどゴミも拾わず。

しかも泥煙上げてモゾモゾ進む姿が実にザリガニそっくり。

あーーーこりゃあるな、、と確信。

















このピラーニャ70、一見、見た目は普通のピラーニャですが…

実は知る人ぞ知る、かつて極少量だけ出荷したピラーニャ70SDSこと、
幻のフルタグステンバージョン。

突き出た顎に焼結純タングステンがギッチリと
詰まった超遠投&ディープ仕様のピラーニャ70。















実にこれだけの重量があるので、とんでもなく飛びます。

当たり前だのクラッカーですが。

しかもフルTGで先端集結ウェイトなんで、動きも死にません。

まるでメタルバイブなみのフォール速度。

本来はディープトレースとL&Fをメインに開発したものでした。

が…。
















これが遺骸にも?いや意外にも1m前後の泥底ボトムでも難なく巻けることが先日発覚。

その姿が煙幕巻き上げながら逃げるザリガニの姿そっくり。

激浅減水野池ではシャロークランクやゲキアサシャッドでも、
リップに泥が乗ったりゴミが掛かった時点で動きはアウト。

もはや動きたくても動きません。

しかし、重心局所集中型のヘビーバイブレーションは
泥に頭を突っ込んでもグリグリ動き続けてくれます。

しかもピラーニャは驚くほど根がからないです。

超絶飛距離と泥の中でも疾走するウォブルパワー。

もともとSDSはレイクバカラックの4mフラット攻略に少量作ったモデルですが、
これは浅い場所でもアリだと再確認しました。















今年のイマカツはフルタングステン製品が多いのですが、その理由は…。

実は天然素材の純タングステンは、相場が年によってかなり乱高下する素材なんですね。

高い時は大赤字になるほど価格が高沸します。

しかし、タングステンは安定相場の「金」と違って、
何故か3年周期くらいで相場価格が急激に変動する時期があります。

理由は秘密ですが。

この時期に買い付けるとスーパーチャターTGやマムシフルTG、ミッキーフルTG等のように、
樹脂タングステンより少し高い価格で生産する事が可能になります。

逆に、タングステン相場の買い付け時期間違えると大赤字になるわけで…。

だから、ミッキーフルTG18gなどは、18gもTG使って、900円の価格は奇跡ですね。
相場次第では1400円位になります。

フルTGの18gテキサスシンカー一個の価格と比べたら
ミッキーTG18gの価格が驚異的である事は容易に想像できると思います。

厳太郎に40%ものロイヤリティー払ってですからね(嘘)。

SDS同様、限定生産にしないと、意味梨番長洋梨100%タングソテンなんで…。














と言う事で、今年の12月に極少量ですが、
幻のピラーニャ70フルタングステンSDSが再販決定です。

これまた極少量限定復刻生産なので、見つけたらお早めに。

こいつは重さがあるので1:64ギア比のリールや、
ハイギアならビッグハンドルで巻く事をおススメします。

ちなみに攻速ピラーニャ60のラトルがフルタングステンとは違い、
「顎ウェイト」がフルTGなのはSDSのみです。

 

 

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