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K.imae Today's Tips 2201『スーパーエアリアルLD初荷出し!』

本当は今年のショー明けには30周年記念として発売予定だったエアリアル・レジェンド。

なかなかOKが出せずに開発開始から実に足掛け丸3年の月日がかかってしまいました。

30年前のカーボン素材特有の「味」を現代の「洗練されすぎた」カーボンで再現するのは、

予想を遥かに超えた難しさでした。

なんせ日本のカーボン技術は世界屈指、
航空機から宇宙技術といった最先端分野での採用が主である訳で。

30年前の脂の乗ったちょっと甘い弱小産業の釣竿専用カーボンなど、
もはや入手すら、生産すらないわけで…。

超軽量で高感度、張りと反発のスーパーな素材は、
それはそれで採用価値のあるロッドスペックは存在します。

だけど、あの懐かしい優しい、タバコでもいっぷくしなながらダルダル延々と、
糸ふけたっぷりで竿を振り子のように反復できる釣竿は今の時代、なかなか存在しません。

















確かにダルイだけ、柔らかいだけの竿なら1万円程度の竿買えば足ります。

でもそれとこれとは全くベツモノ。

エアリアル系の凄さはやはりスピニングロッドに最強の金属繊維である
ボロンを入れるという後にも先にも異質な製法をとっていたこと。

だから一見、べナベナ貧弱なロッド感じるのに、
デカい魚を掛けたらその意外なほどのベリーバットパワーに驚きます。

ここがただ軟いだけの竿との最大の差。


このボロンも、エアリアルLDではマイクロピッチでボロン繊維を
カーボンシート内に縦配列で入れると言う高度な進化を果たしてます。

まるでユニディレクションのグラスロッドの強度面で真逆バージョン。

ボロンは昔から目玉飛び出るほど高価な素材でしたが、
現在はそのウン倍も高額なレア素材になってます。














特に自分的にはスーパーエアリアルの進化は驚愕の一言でした。

もはやこの2年、一度も試合中にボートから降ろす事がなく、
常に2本常備しているほどの信頼度。

積極的ハングオフをする2.5gまでのキャロ、PEでの虫、
そして1.8g以下のミドストジグヘッドには絶対最強です。

某ミドストの天才TOP50プロをして、ボロボロになるまで
内緒で使い込んでいたというシロモノですから。

この独特のタルタルシェイクはソリッドティップでは絶対できないスラッグシェイクです。
















既にスーパーエアリアルLDは昨日、EGから初荷が出た模様です。


そのタイミングで、大阪府摂津市のエイトアネックスで
エアリアルレジェンドの展示受注説明会が急遽明日から開催される事になりました。

年末出荷予定のエアリアルLD、そして今月末メイン出荷予定の
スーパーエアリアルLDを直接触って、振ってみれるチャンスです。

ラインを通してシェイクできれば、その独特のフィーリングが体験できると思います。

16日はEGのスーパー営業マン長谷川君が常駐してるようなので、
色々質問してみてください。

彼は営業マン兼、ロッドのノウハウを非常に良く理解しているかなりの玄人アングラーです。




 

 

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