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K.imae Today's Tips 2158『Super Steed/GTR完成!』

今回の霞ヶ浦プリプラでの大きな仕事の一つ。

スーパースティードの製品化版量産試作での実釣テスト。

プロトとの違いがあると、スーパースティードは特にシビアなので。

ナンプロも、霞カレイド君も、イバカツ君も、今回でよーく違いが解ったと思うけどね。

特に良く曲がる竿ほどシビアなわけ。

理由を知れば竿の目利きが激変するからね。

並みの竿が使えなくなるから知らぬが仏だけどね。

















しかし、スーパースティードとIXIは相性が良すぎるほど良い。

気持ち良過ぎて、こればっかり投げるから、やっぱ釣れる。

この霞産50アップすら、ほぼ無抵抗で瞬殺。

スーパースティードのバスを暴れさせない撓りの妙が際立った1本。
















試しに1/4ozジンクスミニのショートレンジキャストもテスト。

ちょい投げ喰い上げバイトもミスらずキャッチ。

近接バイトでもグラスロッド並みの吸い込みのよさ。

















そして特筆すべきはIXIの超ロングキャストの遠方でも
がっつりフッキングが決まる「掛け心地」。

これが近接専用グラスにゃできない、カーボンならではの遠距離ガッツリフッキング。

グラスだと遠距離で掛けると、ラインの伸びと腰の無さで即ジャンプされるとすぐバレるので。

逆にカーボンは近接苦手。















スーパースティードは、近接戦も遠距離打撃も総合バランスが最高。

でもその一番の真髄は、バックハンドキャストの弾道。

イメージ通りの左右上下にブレない直線低空弾道。

ここがスーパークロスファイアー製法と言える所以。

ネジって投げたら違いがわかります。














まあしかし、クロスファイアースティード以来6年以上の試行錯誤の甲斐はあったと思います。

バスロッドは柔らかい竿を釣るのが一番難しい。

スーパースティードはコンバットの歴史の中でMLロッドの金字塔となるロッドだと思います。

ちなみに最近良く聞かれる質問ですが、このパーカー、、、

マーキュリーのパーカーで㈱キサカから頂いたもので超お気に入り。

カラーはメタリックグレー迷彩とメタリックホワイト迷彩。

なんかキサカのHPには掲載されて無いようで、
一般に入手できるかどうか只今問い合わせ中です。

返事は週明けかな。

















スーパースティードは最終的にGT仕様がありません。

理由はグリップをEVAに変えても、ダブルハンドにしても、

僅か一部でも変えると真性スーパースティードではない別の竿になってしまうから。

スーパースティードだけは、ガイドもグリップも
何一つ変えられない唯一無二のセッティングです。

ちなみにガイドもなんと、敢えて旧型ステンレスフレームと最新チタンフレームを
1本の竿に一緒に組み込んだ変則仕様。

なのでGTとRSの双方性能を1本の中に持つという意味で
「GT-R」と言う性能記号になりました。


















で、現在はデザインの最終段階。

霞ヶ浦から帰っても、頭も身体も休まる暇がありませんわ…。

さて、どれになるかは来春のお楽しみ。

スーパースティードGT-Rリリース時期は2019年ショー明け以降が濃厚です。

なんせ、エアリアルレジェンドの受注が想像以上にヤバイことになってますんで…。





 

 

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