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とにかく今年はF・ミノーが異様に熱いの巻
増水で大苦戦の東播野池取材。ウェーディングしないと足場なし。
ウェーディングはくれぐれも足元に注意!!

桧原湖から帰って、本当にあっという間に試合が近づいてきた。暫く試合から遠ざかっていたこともあり、この2週間は期末と年末と正月明けがいっぺんに来たような煩雑さだった。しかし、試合に出るってことは全てが試合中心になって、準備の念の入れ方も半端じゃなく、好きなことが出来る取材やロケって幸せな仕事だなぁとつくづく思う。
と言うことで今週もルアマガの取材に行ってきたが、今回もルアマガは懐かしの野池のオカッパリ。詳しくは書けないが、またしてもリップライザーが今度は東播の野池で爆発した。

リップ&ライズテクにビビルくらい激しい出方をしたコイちゃん・・・
50アップと思ったのに・・・。
本当は虫&ジライヤの取材だったのだが、大雨増水、濁りに風と最悪の条件…。しかも1日の日程で大苦戦。無理なものは無理と物は試しとまたリップライザーをポカ〜ンピチャッ、ポカ〜ンピチャってやったらルアーが浮かんでこない。次の瞬間、ラインがギューンッ!!またしても怒涛の連発、あっさり取材終了。楽しすぎ…。ホンマにこのハイフローティングミノーのポテンシャルにはメキシコ以来、驚かされることばかりである。11.3cmもあるのに小さな野池でもなぜか驚異的に釣れる。

この水しぶきは只者ではない!!
今度はコイではありません。
水深1mでもリップ&ライズを使えば、じっくりナチュラルに、そして上下左右、立体的に攻められるのがいいのだろう。重心移動の激しいノッカー音がないことも重要。カツーン、カツーンなんてやったら河口湖の養殖バス?ならいざ知らず、小さな普通の野池だと全域に響き渡り、一発でバスがビビッてしまう。くれぐれも今後はサスペンドのウエイトを抜いただけのなんちゃってフローティングミノーにはご注意を。

フローティングのサスペンドチューンはまあまあ有り。
しかし、最初からサスペンド設計のジャークベイトをフローティングにするとイマイチ・・・・
専用開発の証が背中のRIPRIZER。
ハイフローティングとは12〜14ポンドフロロ約40m分のライン重量を抱えてもなおかつ、クイックに頭を左右に振りながら「ライズ」する強い浮力を持つミノーのことである。今回はイマカツザムービー用の撮影も兼ねていたので、いい解説物が撮影できた。基本は黒帯「復活のバカラック伝説」特典映像で勉強して下さい。いよいよリップライザー、来週出荷です!

野池で11cmオーバーのジャークベイト。
しかもハイフローティング。
釣れ方はまさに数年前のビッグベイトのよう。
というわけで、今週はいよいよ桧原湖に向かう。そこでちょっと今回の秘密兵器を明かしておこう。というかサンプルしかないので入手不能品ですが…
まずは偏光グラスなのだが昨年から延々と様々なタイプをテストしてきたが、ようやく形とレンズがまとまってきた。まだ詳細は公表できないのだが意外なコラボアイテムでもある。度入り偏光でなんと8カーブ、しかも歪まず遮光性、風防性まで拘ったものだ。恐らくかなり限定に近い商品になりそうなので、興味のある人は詳細発表までお見逃しなく。

ようやく形になってきたIMAEモデル。度入り8カーブが可能、ほとんどハンドメイドのためかなり希少品。
何個プロト作ったことか・・・
次の秘密兵器は遂に完成と言うか、いつまでかかってんねん!!!と怒り狂ったら出来てきたバークレーとのコラボ企画商品。昨年エリートファイブで秘密兵器としていた「ガルプ汁」が遂に完成、つい先日開催された07年アイキャストにも出品され絶賛を得た商品だ。
このガルプ汁は特別製の、ボートの上でも転がらないバケツ?に大量のガルプ汁と共にガルプ本製品が既に「漂う」かのように漬け込まれている。パッケージ開封後の乾燥に悩まされていたガルプを常に最高の状態に保てる優れものである。

遂に完成、ガルプ汁あらためガルプ汁漬けGULP!ALIVE!
アイキャストでも大絶賛だったらしい。
それに今回は以前からデザインしていた3インチのシャッドを瓶詰め。その名もガルプ汁改め「GULP!ALIVE!」シリーズとなった。このシャッドは以前から完成していたのだが、パッケージに入れるとテールがクシャクシャになり、どうしようもなかった経緯があった。現在、更なるアイデアで6インチ対応のバケツ?も考案中だ。桧原湖で昨年のジャバスティックのような活躍をしてくれることを祈るのみである…。

中にはVS桧原湖秘密兵器?3インチガルプミノーが
ぎっしり漂う。まるで魚醤?
さて、最後は最近、メールで問い合わせの多いワタクシのファッション?ならぬ服装の話。シャツやシーンズ、ベルト、時計に至るまでまで、どこのブランドですかって質問がよく来るのだが、ちなみにロンティーはほとんどイマカツロンティー。TシャツはベースデコンプとDスクエアードが大のお気に入り。ジーパンはお尻に白のドラゴンが入ったものがあったが、あれは2004年モデルのBOSSです。それ以降はディーゼル&BOSS中心だったが、その理由はこの2社にはローライズではないモデルがまだ多かったから。しかし悲しいことに両ブランドとも近年は全て「ローライズ」派に…。

アマゾンで履いていた、このお尻にドラゴンが入ったジーンズの問い合わせは凄かったです。
もう売ってませんが、いまだにもう一度欲しい。今度は不死鳥?
腰が悪く、おっさん体型の私は大のアンチローライズ派…、ミノーもジーンズも時代遅れの(ビンテージとも言うらしい)頑固一徹ハイライザー派?である。というわけで、最近履いているのはハイライザーの代表格、アメリカのおっさんご用達、バナナリパブリックベースデコンプジーンズを愛用している。そして嬉しいことにDICTSからも私にぴったりの「ハイライザー」?(ヒデオはヴィンテージとしつこく呼んでましたが…)が登場し、今一番のお気に入りだ。なんせワタクシはファッション性など気にしない、とにかく履き心地がよく、仕事が出来るジーンズであることが最優先。世の中、カッコいいらしいローライズジーンズばかりで、超少数派のハイライザー派はジーンズ探しに四苦八苦する。故にこの3つは私にとって貴重な貴重な重要「タックル」なのであります。

最近の仕事着です。左がベースデコンプ、右がDICTS。
共に股上十分、ハイライザー派には最高の履き心地。
ジーンズ本来の仕事をしてくれるジーンズだと思ってます。
ちなみにベルトはDスクエアードです…。

 

 

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