今、ジャバロン90の「デッドドリフト」が熱いの巻
岡山チャプター4キロ越えで準優勝の国元君。 ジャバロン90のデッドドリフトは熱いぞ!! 05年発売以来、世界初の多節系ジョイントワームとしてカッコたる地位を築いたジャバロンシリーズ。その人気の高さは世界各国でコピー品が出回り、アメリカではフルコピーされた数種のジャバロンがなんとオリジナルとして堂々と出回る始末…。日本では特許取得済みなのだが、さすがに世界市場相手では裁判費用だけで利益が飛んでしまう。悔しいけれど、それだけ世界的に評価されたという事でもある。 ジャバロンは私の選手軍のなかでも、いまだに一軍のクリーンナップを譲らない存在だが、ここに来て密かに熱い注目を密かに集めているのが「ジャバロン90」である。 一部ジャバロンフリークの中で話題にはなっていたのだが、どうやらマスター選手やトップ50選手にもこのジャバ90を試合でシークレット的に使い秘密にしている選手が結構いるらしい。 こないだの霞戦でもプラ王・前山(何故かプラの時だけ誰よりも釣るから…)が、このジャバ90で強烈なパターンを掴んでいた…らしい。まあ、予定通りホゲたのであまり相手にしていなかったのだが、つい最近、高梁川で開かれた岡山チャプターでも、国元選手がジャバ90で3本4キロという素晴らしいウエイトで僅差の準優勝という報告があった。その試合に出ていた地元の選手から聞いたのだが、上流の船団で一人1000〜1500gクラスを連発していたらしい。
一方、国元君が準優勝したリグはオフセットフックのノーシンカー。いずれの使い方もキモは放っておくこと、もしくは「デッドドリフト」と呼ぶ流れに任せた「コロガセ釣り」だ。 ジャバロンは他のワームと違い、重量のあるブロックボディーと、薄い板状の関節があるため、僅かな水流でも変幻自在に形状を変え、勝手にジャバロンは動き続ける。特に流れがある場所や風が強いときには最強の武器になる。マキマキ系ワームと思われがちだが、「糸ふけを少し取るだけで十分動く」、これがジャバロンの最大の武器であり釣れる秘密でもある。 実はこんな話を立て続けに聞いたので、私も最近のロケでこの「ジャバ90ネコ流し」を何の気なく試してみて、目から鱗が落ちてしまった。詳しい話はまた後日、実際に映像としても見てもらえるので割愛するが、とにかくこれから最高に良くなる「バックウォーター」や「堰」などの流れの中では最強ワームなんじゃないかと思うほど強烈に効いた。その理由はラインテンションを一切張らない、完全フリーでも流れに任せて転がしていくだけで自然にバスにアピールできる事、そしてそのシルエットとサイズがベイトそっくりと言うことに起因しているように思う。 ここ最近、スピニングといえばブラッシュスティンガー&ブレイドPEのパワーフィネス一本勝負だったのだが、改めてジャバロン90のライトでストロングなリグの凄さを痛感する出来事だった。あっ、でもロッドは相変わらずブラッシュに5ポンドフロロでしたが…。皆さんも是非試してみてください。動かしすぎ厳禁!! ほんま、ビックリするくらいよ〜釣れますわ・・・。 小さいジャバだからって、ナメてはいけませんね。 |
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