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復活のTSR実釣取材敢行!の巻・その1

私の大好きな山奥の静かなコテージ。
詳しい紹介は今月のバスワールドにて。
とてもキャンプにいいところです。

「不死鳥のように必ず蘇ってください」というファンの方の言葉に感激し、ジャビルを火の鳥・フェニックス仕様に
ラッピング。凄く励まされました。

このところパソコンに向かうのが結構キツかったので更新が少なくてすんません。少し前の話からですが、いよいよ爆筆復活?です!
さて、結局、無謀と言うかなんと言うか、手術後約3週間で意を決して取材復帰をしてみることになってしまった。目的は毎月連載のTSR取材なのだが、正直言って、1ヶ月近く全く動いていない上、大病など経験したこともないので、いったい自分がどの程度、釣りができるレベルまで回復しているのか自分でもさっぱり見当が付かなかった。まあでもグズグズ考えても仕方ないので、今回は勝手知りたる湖でのんびりゆっくり、やれる範囲でやってみようと取材を決意。リハビリと静養を兼ねて、知人の紹介で山奥の静かなコテージで宿泊することにした。小川のせせらぎや森の澄んだ空気が傷を癒してくれた半面、やはりさすがに最初の夜は一人きりのコテージで今まで感じた事もなかった不安感に苛まれ、なかなか寝つくことが出来なかった。

森のコテージは快適。川のせせらぎが気持ちいい。
でもさすがに取材前夜は不安と恐怖が精神を支配した。
こんな気持ちは初めて感じた。
しかし翌朝、ロッドを握ればFROM DAWN TILL DUSK。どうやら私のフィッシング・エンドルフィンはモルヒネ級に強烈なようであります。
ちなみに今回の取材はメインがクランクベイト。場所名を明記できるメジャーな湖でのクランクの取材は結構厳しい。しかし、いよいよ今年もライザークランキングの時期がやってきたようだ。正直って、名もあかせないシークレットな湖や秘密の野池とは違って、メジャー級の湖では最近、普通巻くだけではなかなか圧倒的な結果はクランクで残せないのが本音だ。とくにリザーバーなどの小規模レイクではその傾向が強い。

水の上に出れば、アドレナリン爆発!
全てを忘れられる最高の瞬間がここにある。
ところが、このライザークランキングテクニックは今年もバリバリ健在だった。今回も他のアングラーがワームで一人1〜2本程度と言う厳しい状況の中、アフターのためウエイトは伸び悩むが、それでも二桁近いバスをライザークランキングで釣り事ができた。ただ、このライザークランキングもさすがに昨年大流行し、ある種のコツとその場その時を釣っていく感性がないと、なかなか昨年のような結果とは行かないようだ。

ライザークランキング爆発開始!
今年もディープクランクが熱い季節になった!
その最大のコツとはよけいな小細工はしない、直線的動きの「サスペンドロングビルミノー」に、丁寧な「テキサスリグのハングオフ」を加えた感覚をマスターする事と、フレッシュなエリアを探すクランク本来の能力を最大に活かす
ことだ。テクも場所も真似ばっかりの2番煎じでは1番を超えることは出来ない。そしてもう一つ、ライザークランキングはゆっくり浮上しながらイヤイヤウォークこと「WRITHER MOTION」を備えたクランクとそうでないクランクとでは大きな差が出ることも重要。実際、いくら浮かせても動かない奴は一切動かない。IK&HUは水深のあるプールで見れば、感動するくらい止めていてもホントに動くのだ。

やっぱりクランクは最高に楽しい。
リハビリにはちとキツいが、気分は最高。
スカイスクレイパーを思いっきり振り切る爽快感がたまりません。
今回の取材はこのアフター時期から圧倒的に良くなってくる「ライザークランキング」の詳しい解説が中心だったのだが、難易度はやや増したものの、今月からはいよいよ、昨年からテストをしてきた「インフラソニック」バージョンも登場するので、更にIKクランクの状況変化に対するバリエーションが増える。企業秘密だが、昨年からある音の秘密に気が付いて、07年からの各種プラグにその要素を加えてテストしてきた。真似されると困るので内容は公開しないが、この要素は全てのルアーに重要な鍵と考えている。

今月はIK-250、IK-180にテストを重ねた待望の
「インフラソニックが追加登場。
詳しくはTSRにて!
結局、ワーム関係では定番のサイトによるポストの浮き浮きガリクソン以外はまったく不発だった。
実測50.5cmもブラッシュ&ブレイド1.2号によるRV1g&ジャバスティック3インチのパワーフィネスでキャッチしたが、ウエイトは約1キロ…。メジャーを当てるまでとても50アップとは思えなかった。

とりあえずパワーフィネスで釣って見た50アップ。
まさにアフターガリクソン・・・
しかし、手前味噌ながらジャバスティックは釣れ
ますな・・・ホンマ。
しかし、クランクベイトを使い、ボディーウォーターの6~8m前後の立ち木エリアでは、最初はやや苦戦したが少しゾーン変更をしたことが功を奏し、順調に次々とアフターの40〜48cmをかなりキャッチすることができた。しかし、今回の取材本命は翌日、意外な展開になった…。

結局、いつもどおり夜明けから真っ暗になるまで・・・。
ほとんどビョーキですな。あっ、ホンマに病気やった・・・。
TO BE CONTINUED…

 

 

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