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イマカッチャンネル真冬の野村ダム・誓いのリベンジ編オンエアの巻

野村ダムにバスボートは必要ないが、バスボートで試合が出来る事に大きな喜びを感じた。
やっぱりいくつになってもバスボートは憧れです。




野村ダム(朝霧湖)は都会から遠く不便な場所にある。
それでもこれだけの人が観戦に来てくれた。
2007年5月27日(日)には西予市商工会長青年部主催のオカッパリ大会「灼熱のバスアングラーズin朝霧湖」が開催されます。オカッパリもしやすく、爆発的に釣れる時期なので振るってご参加を!

今回のイマカッチャンネルはあの野村ダム。正直言って昨年のイマカツ軍団総倒れは情けなかった。しかし、5人中4人がイマカツから選ばれるという異常事態はこれまた正直言って自分自身、微妙に闘争心に欠けたのも本音だ。05年エリート5はネット投票とファックス、葉書の半年にも渡る長期投票、あまりにもファックスや手紙の組織票が多く、06年はネット投票オンリー期間限定になったらしい。それが結果的にはイマカツウェブの視聴者の熱烈な応援、携帯電話からも投票可能だったこともあって、予想もしなかった結果になった。しかし、あまりにも偏った結果が投票方式に対する様々な憶測や批判も呼んだ。投票終了1分前、釣りビジョンのサイトがダウンし、終了直後に復旧した時には大きく順位が動いていた事も原因の一つだ。いずれにせよ07年は更に厳しい投票方式がとられそうだ。開催されればアイバーソンとは一勝一敗の五分、初年度、2年目と連続で出場できたのは2人だけである。昨年の5人のうち何人が再び選ばれるのか、エリート5選出の真価は翌年に試される。再び相見えるなら、この大きな借りはきっちり返したい。

惨敗・・・うなだれるイマカツチーム。
紙一重の者同士、真剣勝負だからこういう結果にもなるのだ。
そんな自分自身への気合と反省も込めて、今年の初釣りは周りの迷惑顧みず、1月1日元旦、敢えて再び屈辱の野村ダムをTSRの舞台に選んだ。

得意のロングビルでビッグフィッシュ。
しかしこれは釣って当然のバス。過去の焼き直し・・・。
初日大会トップウエイトでリードしながら、ミノーで仕留められた一本で逆転された2日目。その映像は図らずもジャークミノーの可能性を確信させてくれた。
この元旦の取材は07年の私の開発指針をはっきりと方向付けた貴重な取材だった。昨年秋以来、フットボールの時代への適応性を感じ、開発に着手していたが明確な弱点を痛感させられた取材でもある。また最後の最後にエリート5の悔しささながら、フローティングミノーの可能性に光が見えた取材だった。

このハイフローティングのミノーにとてつもない何かがあることを薄々感じてはいた。
その扉が開いたのがこの取材だった。
このイマカッチャンネルの最初の言葉「冠水ブッシュがやばい感じがする…でも釣りにくいから冠水ブッシュのない所からやろう…」、そして終了直前、「絶対にこれや!」と宣言し、一投目で釣った後に発した最後の言葉、「一番苦手なところにやっぱりいたんや…気づくのが遅かったわ…。」に全てが集約されている。

渡辺様の言うとおりにIS-200に変えたら次々ヒット・・・。
ムカつくけどワタナベは出来る奴だ・・・。試合向きではないけどね。
とにかく使いやすく、誰でも釣れるのがこのIS-200。
フラットサイドは春に強いぞ!!
確かにプロトのロングビルでいいバスも釣った。最も釣れたIS-200は収録時間の都合上40cm以下は省いている。しかし、これらのバスは今まで得意としてきた方法で釣ったバス。
釣れて当然のルアーの技術を既に持っているものだ。今回のイマカッチャンネルはラストに釣るフローティングジャークベイトでの小さな1尾こそ、新しい進化の可能性を開花させた価値ある1尾だった。

ムービーラストの一尾はイラストのように冠水植物に
バンプさせて浮かせる、まさにライザークランク激浅ミノー版。
この回避の浮力、スピード、姿勢にキモがある。
そして最後の最大のキモは発売まで内緒。
それは後にバカラック釣行でワタナベともども確信へと変わる。ジャークベイトがハイフローティングたる所以、それは陸生ウィードとも言える真冬の冠水ブッシュが教えてくれたのだ。

 

 

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