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今年の流行は虫?カエル?ジャークベイト?それともホントは…の巻
バグ、多節、ジャークベイト、そしてカエル。
最近の雑誌を賑やかす、華やかな07年「表」の主役達。
しかし、本当に凄い実力、実戦力の「裏」ブームは水面下で密かに進行するものだ。

フィッシングショーの時期になると話題になるのが、その年の流行。今年はカエル、多関節系、ジャークベイトってところが表のはっきりとした業界主導型流行って感じは間違いなさそう。しかし、数年前と違って、こういった流行りモノも、実際に釣り方やコンセプトが明確で、しかも本質的に状況とフィールドにマッチしていなければ、あっさり終わってしまうのも最近の傾向だ。

風神スパイダー開発時、ベイト用として開発していた
風神マグナムスパイダー。
テストではガード性能が終わってました・・・
ここからフロッグボディーへと進化したが、コンセプトは
あくまで「虫」。
この流行に関しては、その発生源がどこから来ているのかじっくりと見極める必要がある。
ただのこじ付け売り文句のギミック型流行なのか?それともアメリカで流行っているモノの情報輸入型、トーナメントで実際に隠し続けられ、結果を出してきたシークレット型なのか?はたまた一般コアアングラー口コミ型なのか?などである。

横浜国際一般日は大藪君とお忍びで各メーカーの
出品チェックに回ってました。
今年はあっと驚かされるモノは特になかったのが本音です。
まあ、もはやこじ付けギミック型は時代遅れですぐに見切られる事が多いが、アメリカ流行受け入り型は大概ある程度はヒットする。しかし、このタイプはアメリカとバックグラウンドが違いすぎるため、多くはメディア扇動型の短期流行で終わる傾向が近年ははっきりしてきた。メーカーもそれを解っていて、オリジナルの情報が流れるや否や怒涛のコピー品や類似品の輸入合戦を繰り広げ、粗製乱造の短期決戦で売り抜けようとするため、逆にあっという間に流行もルアーも終わってしまう。基盤リップのフラットサイドクランクやチャターベイトブームはその際たるものだろう。国際パテントでもない限り、オリジナルとて生き残るのは至難の業なのだ。

アメリカのレイクフォーク付近で発見されたジャバロンの
フルコピー。
別の有名メーカーからも類似商品が・・・。
日本で輸入販売すると罰せられます。
ただ、近年は日本の流行がアメリカに強い影響を与え始めていることもあり、コピー合戦は必ずしも日本だけのことではないようだ。いまではナンチャッテJABALLONは確認しただけで数種類販売されており、アメリカの某有名スイムベイトメーカーまでがコピー品を出してきたほどだ。日本ではパテントが認可されているため輸入や販売は法律で罰せられるが、いまやジャバロンはアメリカ、韓国、フランス、スペイン、ロシアにまでクローン君?が出回ってしまった。複雑な心境だが、オリジナルが評価されることは万国共通のようだ。(挙句に某国メーカーのカタログにはデカデカと私が…恐るべし…。全く無関係です。)

確かに金髪時代のワタクシが・・・当方とこのメーカーは全く無関係です。
これ以外にも山盛り・・・。
さて今年の流行に話を戻すが、まずフィッシングショーを見ても明らかなように虫&カエル合戦は予想以上にヒートアップしそうな感じだ。まあこれも元はといえば数年前からアメリカで記録的メガセールスを樹立しているディーンロハスがデザインした「スプロー」の「ブロンズアイフロッグ」が流行の走りだ。

ブロンズアイフロッグをデザインした超有名プロのディーンロハス。
パッケージの裏書はいたってシンプル。遂に日本上陸。
しかし、噂では別の某ツアーのUSプロがフロッグをグラスマットだけでなくあらゆる種類のカバーに対してフローティングジグのような使い方をシークレットとしていた事実が発覚したことがブレイクのキッカケと言う話もある。

遂に日本でも買えるようになったスプロー・ブロンズアイフロッグ。
なんと1710円(高い!!)
長いラウンドラバーレッグが特徴。結構デカい。
くしくも数年前から日本では風神スパイダーが、アメリカではフロッグ(しかもラバーレッグ付)が同じようなコンセプトでシークレットベイトになっていたことには驚かされる。

10年ほど昔、超ヘビーグラスマットで「ラット」でBASSトーナメントを勝った模様がTVで放映され、日本でも大流行したことがあった。
スプローはその再来か?とにかくただのフロッグでは今の日本のトーナメントでは通用しないのは確か。
しかし、タックルとルアーのスケールが桁違いに違うのが日本的で笑ってしまうが、トーナメントをやっていると結局同じところに終着点を見つけ出すものかもしれない。3月には雷神ジライヤは販売開始よていだが、あくまでコンセプトはフローティングインセクトジグ。ベイトで使える風神スパイダー感覚で、あらゆるカバーの中で使ってみて欲しい。イマカツでは3月には、 風神ベイビースパイダー風神スパイダーアベヤンマ雷神ジライヤ と虫系ルアーの各サイズ別全ラインナップが揃う。フローティングジグとしては恐らく限りなく終点のルアー、全てのアングラーに自信を持ってお届けできるものだと確信している。

気温10度以下でもジライヤにでてきた50アップ。
フッキングは完璧。
冠水植物の多いエリアでのメキシコバスの主食は昆虫だそうです。
そして3月にはいよいよジャバロンハードが完全体になってデビューする。まずはスローシンキングから、そしてフローティングモデルもラインナップされる。先日、アクション動画もアップされているので是非その動きを見て欲しい。イマカツ独自の多節系への回答、そして唯一無二の存在がこのジャバロンハードだ。

ナベは何故かジャバハードで釣ると、いつも50アップ。
ジャバハードのビッグフィッシュ率はバズマグをも
確実に上回る。
さらに今月のバスワールド、そしてルアーマガジンでも次々とイマカツならでは唯一無二の、実戦からしか得られないヒントを具現化したコンセプトが発表されている。とくにジャークベイトはサスペンド絶対神話の日本のフィールドのまさに「盲点」を付くコンセプトだ。世界的に見ればジャークベイトはどこの国に行っても主流は「フローティング」なのだ。

今なぜフローティングジャークベイトなのか。
世界では圧倒的に多いフローティングミノー。
その秘密がやっと理解できたとき、
このジャークベイトを手がけることができた。
正式な名前は来月発表です。「名は体をあらわす」ですね。
日本のジャークベイト(ミノー)=サスペンドの常識は、ミノーの基本を飛び越え先に難しい方向へ方向へといってしまったのかもしれない。これはラリーニクソンのせいかもね…。果たしていま何故フローティングなのか?イマカツジャークベイトは春に特化したものではなく、特にアフターを最高期に、夏〜晩秋にかけてオールシーズン活躍できるライザーフローティングジャークベイトなのである。ルアーマガジン・ガレージニュースにて是非ご一読を!!
そして今月のバスワールドでは遂に初公開となるパテント級未公開秘密兵器の一つ、イマカツ・ニュータイプフットボールジグがはじめてその姿を現している。いままで黙りに黙ってきた最大の開発コンセプトは「バレないフットボール」そして「○○○なフットボール」。

フットボールの泣き所、それは独特の重いヘッド重心がゆえ、ヘッドシェイク時のバラシの多さ。
そしてスタンプに対する根がかりの多さ。
過去、試合で幾度涙を呑んだことか・・・。
その不安が激減したとき、リアクション大王「フットボール」の時代が来る。
まあ、あれだけリアクションやぁ!ヘビーテキサスやぁ!!と散々言ってきたんだから、考えてないはずないですよね。リアクションといえば「フットボール」をね。今回、バスワールドTSR独占で初公開しています。詳細は又後日ウェブにて。
今年はフットボールジグが絶対来る!!真似せんとってや!!

お知らせ
先日お知らせした3月4日(日)のヒューマン大阪校セミナー(大阪市中央区南船場4-3-2
at human 御堂筋ビル)の参加者募集について、会場の入場者数制限の都合で
参加申し込み予約受付期間が2月末の28日(水)営業時間内までに短縮されました。
参加は無料でどなたでも参加できますが、ご注意ください。

 

 

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