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K.imae Today's Tips 1645『メタクロ豆知識』

既に発売4年目の冬になるメタクロ。

発売当初はサンポーの最高級ボールベアリングスイベル3個装備でした。

これだけでも超コスト高…。













14年秋のデビューから、良くも悪くも本当に色々大事件起こしてくれてます。

大事故率圧倒的No.1ルアー。

桧原湖TOP50最下位とか…泣















当初はキワモノかと思われたかもしれませんが、完全に定番商品となりました。

自分的にはもうシーズン問わず不動のディープ4番バッター。

で…お気づきかと思いますが、途中からこのメタクロ、ボールベアリングから、
ただの極小スイベルにシレッと変更になっています。

セコいコストダウンを狙いやがって…と「勘違い」される方も多いかと…。

いやいや、そんなセコイことはいたしません。

実はコレには実戦至上主義的な理由があったのです。












性能的には間違いなく良く回るボールベアリングスイベル。

ブレードベイトには常識装備ですが、実は大きな弱点が…。

それは、稼動部分が「一箇所」であるという事実。

そして、そこにドロや藻、水垢が溜まると…

ましてBB特有の金属摩擦による静電気発生で青錆が付着すると…

高いのに一瞬で致命傷となります。

この写真でも既にアオミドロが絡み付いてるのが解ると思います。


















一方、このサルカンは安価でシンプル構造ですが、実は大きなメリットが在ります。

それは、回転稼動部が上下「2箇所」ある事。

BBスイベルの倍なワケです。

これは凄いメリットで、少々、ゴミやドロが溜まっても、どちらか一方が回れば回転パワーで吹き飛ばせます。

しかも青錆が出るリスクがBBに比べ格段に低い。

またBBより遥かに極小化できるので、 ボトムのゴミなども拾いにくい。

圧倒的に軽い分、ちょっとしたリフトでも、よりブレードレスポンスが上がります。

で、コストダウンも出来る。

実戦で出した答えは、ベーシックでシンプルなサルカンが最強だったという事実。

ツインブレードのメタクロは片方が回らなくなったらバランスが乱れて死亡ですからね。

ちょっとしたことですが、徹底した実戦主義からのアップデートをイマカツでは常に考えています。

 

 

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