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いよいよ海外修行、日本脱出の巻

またこんな飛行機に乗るのが一番嫌・・・。
マジで超恐怖。更にセスナは地獄・・・。

いよいよ明日、海外へ脱出する。現地までは2日がかりのフライト約16時間強。今回の海外釣行の目的は珍しくバスフィッシング。その理由は毎年、冬にはなかなか翌シーズン向けのルアーたちの実釣テストが季節柄満足にできないので、今年から冬季に暖かい海外のデカバスを相手に量産決定モデルの確定、07年プロモーションDVD等の製作をするためのテストに出かけることにした。
もちろん相手は最低でも50cmがキーパーで、ニューロッド、ニュールアー達をガンガン本場のデカバス相手にストレス発散&しっかりお仕事してくるつもりだ。今回はバスボートで自力で広大な湖からバスを見つけ、そこからどのルアーが効果的なのかまでを、プロセスを重視してのテストにする予定。ガイド操船の釣堀状態でテストじゃバスの場合は意味ないもんね。

今回の持ち込みタックル。とにかく荷物が多くて大変・・・。
これでも最低限です。
今回のテストタックルNO.1はなんと言ってもワイスタこと「ワイルドスタリオン」。テムジン最強最長の琵琶湖、池原の60アップでも瞬殺できる野生の脂ぎった種馬って感じのロッド。

実は密かにコフナジーチューンにも期待。
テラピアみたいでしょ。
琵琶湖ガイドの前山に琵琶湖で1年テストさせているが、日本の40〜50cm程度では物足りないので海外で3モデルを最終テストすることにした。バリスタの相手は巨大ピーコックだったけど、ワイスタはバリスタ以上に凶暴なロッドです…。

そして問題のルアーのほうは場所的に結構無理があるかもしれないが、まずは「雷神ジライヤ」。量産モデルは既に完成し、リアにスピナーテールも付けれるようになった。あとは風神同様、オープンウォーターやレイダウン、立ち木等でのバスへのアピールの確認とフッキングの確認だ。

こいつの完成品テストは今の季節、海外しかできないもんね・・・発売は3月ごろを予定。
次のメインは「ジャークベイトIMシリーズ」。

フローティングのショートビルとサスペンドのミドルビルジャークベイト。今回はロングビルは日本で改造中に付きお休み。
海外でジャークベイトは絶対必需品なのだ。
これは既にアマゾンでリッピングミノーと言う本場中の本場のジャーク&リップテクにカルチャーショックを受けて以来、開発に着手してきたものだが、ようやく納得の行くレベルに達した。ショート、ミドル、ロングビルの水深対応設計で、キモはオールドロングAにインスパイアされた、ダート幅を巨大化させるテールヒートンウエイト方式の新アレンジ。クランクにも負けない集魚パワーと飛距離、ニュートラルなバスの群れに激しい捕食競争意識のスイッチを入れさせる水押しの追求が最大のウリだ。

ほぼ最終段階になったジャークミノー、今回で決着予定。
ショート、ミドル、ロングビルの3種類をテスト中。
これはピーコックフィッシングで原住民ガイドのエウリコやカレカに教えてもらった、捕食音と同じく「突然襲われ必死で逃走ダッシュするときに小魚が起こす瞬間的かつ最大パワーの水押し=被捕食者のパニック波動」が最大の肝なのだ。いいジャークベイトはバスの群れに捕食競争意識のスイッチを強制的に入れることができる。軽く左右にダートしフラッシュするだけの従来の日本的ジャークベイトが必ずしも良いのではない。

バス、ピーコック、パヤーラ、シーバス、バラ、ゲームフィッシュ全てに有効といってもいいジャークベイト。
一見、動かなさそうなデカミノーが、こらえきれず突然動くパワーは桁違いの集魚力なのだ。
海外でゲームフィッシュを相手にすると、現地アングラーたちのジャーキング、リッピングは日本のトゥイッチと根本的に全く違うものであることにまず驚くだろう。私も散々、強制的にフォーム修正させられた経験を持つ。ジャーキングを一日やりきるためには、無駄な力を掛けず、フォーム、スラックの裁き方、リトリーブタイミング、ルアーの性能が一体となってはじめて捕食競争スイッチを入れることのできるジャーキングが完成するのだ。繰り返すが、日本のミノージャーキングと呼ばれるテクニックは「ミノーイング」もしくは「トゥィッチング」と言うまさに日本オリジナルと思ったほうがいいだろう。詳しくは25日発売のバスワールドTSRで実戦解説している。

真のジャーキング、リッピングを教えてくれた心の師匠の
エウリコ。アマゾンリオネグロNO.1ガイドです。
テストルアーはまだまだ続く。もちろん今回は3月までには発売される「ジャバロンハード」の最終チェックも重要な仕事。

ジャバロンハードは今回の一番期待!
トリプルウィードレスフックもテスト。
今回の実戦テストでは今までメディアでは全くお見せしていないものも相当数出てくるので、結果がよければ帰国後の公開を楽しみにしておいて欲しい。
よく見ると「IKスピナーベイトらしきもの」もチラリと…。

現地情報でポッパーがデカバスキラーらしいということで、
急遽、ハンドメで作ったIKポッパースイッシャー。
1つしかないけどキテるかも・・・。
はたまた正体不明のなぞの「IKポッパースイッシャー」、お蔵入りかと思われた「カレカ」、クランクの現地シークレットと呼ばれる日本では馴染みのない「矢野ブルーっぽい謎のカラー」、そしてバークレーもびっくりの「巨大ワーム」たち。

8.5インチマグナムファットドーバーに
6インチバタフライクロー。
この6インチバタフラウクロースイミングが最高にいい!!
今回困ったら絶対これだと思う。
日本で発売は・・・・たぶんない。
必ずしも秘境のようなレイクに行くわけではなく、誰もが知っているようなメジャーレイクに行くのだが、いずれにせよ初めての湖はいろいろな意味で非常に楽しみだ。

やっぱりジャバロンとダイナゴンは絶対必需品です。
海外まで行ってホゲたくないもんね・・・。
無事帰国することができれば?月末には日本に戻ってくる予定。気が向いたらフィッシングショーもブッチしてあちこち放浪しているかも…。現地から送信(可能性は薄いけど…)できたら更新しますので、お楽しみに!

んっ!?今日なべ遂に毎日更新記録途絶えるのか???


お姉さんは可愛くても、飛行機の中ではそれどころではないワタクシであります・・・・。では行ってきます!

 

 

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