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極寒氷点下地獄?無謀な旭川チャレンジの巻
朝8時の取材スタート時点でマイナス2度を表示。
アメ車はマイナス3度を超えると「ICE」と表示されることが発覚・・・。

エリートファイブ以来、久々に大型取材に行ってきた。しかもこの激寒波襲来のなか何故か今回の舞台は極寒の「旭川ダム」。今回の目的は毎月連載のバスワールドTSR取材と、バークレー07年動画カタログ撮影。同時にイマカッチャンネル撮影も合わせた無謀極まりない3日間のトリプルヘッダー取材である。そして量産プロトが完成したジャバロンハードであわよくば一発狙ってやろうと、獲らぬ狸の皮算用的イメージも若干あったのだが「あの旭川ダム」がそんなに甘い訳はなかった…。

エンジンが凍ってました・・・旭川は寒冷地でした・・・。
まあよりによってこの時期に、今年JBマスター&TOP50の史上最低ウェイイン率記録をW達成したことで余りにも有名?な西日本最高難易度?超スーパーメジャーレイクの横綱「旭川ダム」に、締め切り寸前、無謀極まりない実釣取材だった。しかし今回は敢えてそれにチャレンジしてきたことに価値があると思っている。
本音を言うと一番取材は避けたい、難しさではおそらく西日本エリア屈指といっても間違いないトーナメントレイクの旭川ダムを、よりによってこの年末の最悪の時期に選んだ理由は、自分にとって今年やり残した最後のけじめでもあったのだ。

今年最後のトップシークレットリターンズは旭川ダム。
西日本最難関のスーパーメジャーだ。
今年の開幕戦、万全を期して1週間の練習をしたものの、予期せぬ途中欠場によって私は全力で戦うことなくこの旭川ダムを後にした。結局、残り4戦で年間3位と何とか巻き返しはしたが、自分の中での最終戦はまだ終わっていなかったのだ。最後にこの厳しい状態の旭川を全力で釣ることはプロアングラーとしての意地でもあったのだ。朝の気温マイナス3度、最低水温は上流部で5〜6度。最下流で10〜11度。時期こそ違えど厳しさの条件は開幕戦とほぼ互角だ。
この旭川ダムをこの時期攻略することこそ、言い換えれば本当の意味でメジャーレイク取材の本当の価値があると思う。

本当の意味でのメジャーレイクは簡単ではない。
ここではスキルの確かさと、ルアーの本質が露骨に問われる。
断っておくが、私は旭川ダムが嫌いな訳ではない。むしろその逆である。関西で最も厳しいルールとマナーが守られ、バスフィッシングへの理解と環境、レンタルボートから駐車場、そして宿泊施設までが揃った、これからのバスフィールドの将来を考えた公認バスレイクのモデルケースのような湖であり、気持ちよくバスボートが使える希少なフィールドだ。

私の超お気に入りの宿「明日香カントリークラブコテージ」。
素晴らしく快適で駐車場はトレーラーでもオッケー。
ペットもオッケーなので家族連れには最高。
そしてここを頻繁に訪れるアングラーのレベルは西日本屈指であり、旭川のトーナメントで結果を出せるアングラーは全国区でも十分に通じる高いスキルを身につけることが出来る。一度でも旭川で試合を経験すれば、その事実に異存のあるアングラーは少ないだろう。
水位、気温、流れなどの条件変化が激しく、毎日のように劇的に変わる変化に対する対応能力を超ハイレベルで要求される上、ナチュラルレイクの特性もあり、川独特の特性もあり、単純なリザーバーとは言い切れない特徴をも持つ。冠水植物がウィードにも相当するほど多いのも攻略難易度を高めている。それだけにこの湖で結果を出せたときの喜びと充実感は大きい。正解にたどり着ければ、美しく丸太のようなクオリティーの高いバスと出会え、自分の現時点でのレベルがどの程度か、否が応でも実感させてくれる湖だ。

これで釣りたい、こんな釣を魅せたいという甘い企みは見事に一蹴される。
バスフィッシングとは本来、自然を読み解く順応性と対応力のゲームなのだ。
現実、初日は無謀にも水温6度台の最上流で欲出してジャバハードで狙いすぎ、あえなく撃沈…。ほぼ丸坊主に近いNGを食らってしまった。プロモーション狙いで攻略できるほど冬の旭川は甘くは無い。しかし、取材と言えど本気にならざるを得ない厳しい旭川の状況が、自分の対応力と本質的正解のルアーとは何なのかを導き出してくれるのだろう。それこそが本物のスキルであり、バスが選んでくれる本当に釣れるルアーの証明なのだ。結果はまた今月25日、バスワールドTSR及びイマカッチャンネルで放送予定。昨年の豚モグラを凌ぐ冬の新技開眼したかも?

12月の冷たい雨が更に追い討ち。
取材ノルマは45アップ最低4尾以上&50アップ。
この旭川相手には奇跡的数字・・・果たして結果は・・・。
さて、ここ暫く少し更新が遅れていたイマカッチャンネルだが、実は来週11日月曜日お昼12時から更に内容をパワーアップして大公開!!ナレーション解説も始まりTV番組風にバージョンアップ。今回の放送は「豪雨の旧吉野川クランキング編」オンエアです。
IKクランク、ダイナゴン、そしてバズマグが大活躍!。また12月にはサイドリバー&イマカツのビッグな新企画情報が今月のバスワールドTSR内に紹介されますので超・超要注意!!見逃すとマジでもったいないですよ!

イマカッチャンネル「旧吉野川TSRクランキング編」は
11日月曜日お昼12時公開!
TSRは何故かいつも大雨ばっか・・・。

 

 

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