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エリート5・投票いよいよ明日、最終日…の巻

今回はどんなドラマが待ってるのか?
出れるのか、出られないのか、決定を待つ身は辛い。

エリート5上位6人の投票が普通では考えられないような超絶大接戦になっている。票の投票推移、過敏反応から見ても一般ファン以上にパソコンかぶりつきの知人、友人、家族、親戚、ファンクラブ総がかりの携帯投票合戦なのだろう。しかしそれもまた支持者、それだけ人望人脈がある証なのだろう。
自分は最初シードとか知らないうちに言われていたが、自分からシードは降りた。しかし、友人などに投票は頼んでいないので、このままでは自分もヤバそうな勢いである…。本当、純粋にファン頼みです。よろしくお願いします。

イマカツウエブファンの皆さん、ラブフィッシュ仲間の皆さん、投票よろしくお願いします!!(選挙演説かいな??)
さて、TOP50は事実上、その年の上位30名が残留できるが、その他に永久シード選手と言うのがある。これは長年JBに貢献し、今もなおかつ継続選手登録していて人気、影響力を持つ選手にのみ与えられる。下野さんや小山さん(昨年現役引退)も永久シードだ。
しかし、現在のTOP50は必ずしも30位以下が全員、TOP50落ちするわけではない。TOP50は全国を長丁場でトレイルするため、金銭的、休日的にたとえ出場権を下部カテゴリーから得ても全戦出場できる選手が少ないのだ。現実過去には2戦目くらいで残留の見込みがなくなると離脱する選手もいた。それゆえ、TOP50に上がってくる選手が定員に満たない場合、30位落ちしたシード選手を差し引いた人数が、30位以下であっても残留できる事になっている。

06年最終順位表。
トーナメントはバスフィッシングスキルの第3者的一定評価にはなる。
しかし、それが全てではなく、いかに戦ったか、
記録より記憶に残る選手になることも重要だ。
昨年は第4戦終了時で20位前後におり、30位落ちの危機に直面した。4戦終了後、シード権行使もしくは来期残留希望者はその時点でリストに名前を記載するよう協会側に命じられた。それでも自分はシード権記載はしなかった。自分はシードだからと安心と、それに甘える自分が嫌なのだ。そして今年も開幕からいきなり崖っぷち。しかし、もし「自分はシードだから」、と思っていたら今の順位には絶対に上れることはなかっただろう。私は今回のエリートで何の通知もなく「シード」とバスマガジンに書かれていた。一気にモチベーションが失せてしまった。エリート5は5人選ばれてなんぼ、ファンの後押しによって戦いの場を与えられることに価値を見出し、全力で応えることが勝つためのモチベーションなのだ。「シードされる必要はない」、そう自分で思えるうちはまだまだ頑張れると言う事なのだ。

果たして本当に野村ダムにいけるのか?
結果は神のみぞ知る。
今回、意外なことに阿部進吾が現在もまだ大健闘している。私が彼をサポートした経緯、理由は古いログ(2005年5月20日ログ)に書いている。秋田から単身、プロになるため8年前上京し、ガソリンスタンドでバイトとしての身分を今も通しながら、自力でマスターからTOP50に上がってきた。

最初に会ったときは、ギラギラしたふてぶてしい奴って
いう印象だった阿部進吾。
今後、どういう成長を見せてくれるのか。
当然生活が楽なはずもなく、今年の3戦目まではボロボロの12フィートのアルミボートでの参戦だった。昨年はご存知の通り、3年ローンで買った中古のプラドも自宅前でタックルごと盗難され、横浜で分解バラバラになって発見。ローンだけが3年分残った。しかしそれでもメゲず、TOP50の合間に河口湖のシリーズにフル参戦し上位入賞を繰り返し、その賞金で(借金もしてるけど…)10万キロを遥かに超える中古のビッグホーンと、ポパイカンパニー、マーキュリーマリンのご好意でクイントレックスT400を一部サポートしてもらえることになり、今に至る。

阿部進吾の夢だった新艇。クイントレックス400T。
現在このクラスではカッコ、機能とも最高機種だと断言できる完成度だ。
私は今となっては釣具に関しては特に不自由のない(株)イマカツのナンチャッテCEO?になったが、そのキャリアの2/3以上、実に15年はサラリーマンとして土日と有給を取ってのトーナメント参戦であり、プロ最初の2年間はカローラ・スプリンター(後部座席無し)に12フィートの中古シーニンフから始まった。そして13フィートのデュロのアルミの2年で完全破壊、ようやくゲーリー山本さんの好意で16フィートのチャンピオンを格安で売っていただいた。車は当時JBTAの宣伝カーだったパジェロのお下がりを会長からこれまた格安(たしか80万円だったと思う。)で売ってもらい、ようやく1人前のプロらしいカッコになれた。会長や当時副会長だった(株)東レの木下さんに後押しされ、今の自分があるのだ。

懐かしの商社時代。課長よりエラそうですな・・・。
30代の頃は車にスーツ2セットが常備。
金曜夜、会社から試合に行って月曜朝会社へ戻っていたこともザラだった。
まあ昔話をするようじゃあ今江もオッサンになったもんやと、当時を知るファンの方は思うだろうが、阿部はその頃のハングリーな自分と良く似ているのだ。(ただちょっと歳を取りすぎ?)
それ故にこうして弟(息子と言うには悲しすぎる…)のように少しでも応援したくなるのは、自分も歳を取ったのだろうか…。今回、自分の元弟子でありハイドアップとして独立した吉田ヒデオ、そして再び私の目に留まった崖っぷちの阿部進吾、トドメは盟友であり腐れ縁であり、副社長である藤木淳、4人の血みどろの仲間割れっていうのも見るほうには面白いかもしれませんね。

全員が出場できれば・・・・でも血みどろの内輪もめか・・・
相当かなり複雑な心境です。
さて、投票はあと2日を切った。昨年のように最後の最後に駆け込み大量FAX&手紙の組織票が出来ない事は幸いだが、愕然、大シラケになるような不正投票、操作等のないよう、釣りビジョンのエリート5投票ウェブサイト運営には厳重公正な監視運営を切にお願いしたい。

 

 

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