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誰でも簡単、ビッグベイト新時代への巻
思い起こせばここ数年、初めは「タロン」のブレイクから始まり、次に「アランコールのACミノー」が当時は信じられない値段ながら大ブレイク。数多くのコピー商品を輩出したものの、遂には世界初ジャンルともいえる日本製オリジナルビッグべイトである「S字系」こと「ジョインテッドクロー」が誕生した。

アランコール氏のACミノー。
全てはここから始まった。
昔からあるのに相手にもされなかったこの無骨なビッグベイトが日本のバスフィッシングを変えた。
ここ数年のビッグベイトの流行の凄さは、日本のバス達にも初体験の衝撃からか、ビッグバスラッシュを巻き起こしたのは記憶に新しい。しかし、派手であればあるほど、バスの記憶にも鮮烈に残りその衰退も正直言って早い。日本のビッグベイトブームはもはや、デカけりゃ良かった時代は終わりを告げ、本当によいものだけが残る、既に一ジャンルとして定着した形になったのではないだろうか。
2年前、ラリーニクソンにハスキーハスジーをプレゼントした時、「Oh!! California bait!!」と目を丸くし、「応接間に大切に飾らせて貰うよ!」と言われた。私はビッグベイトは今、日本で大ブレイク中だということを伝えると、「カリフォルニアベイトは、トーナメントでは淘汰されたルアーだね」と言う言葉が非常に印象的だった。

ほとんど芸術品の3節ビッグベイト・ハスキーハスジー。
来年は更に4節、5節へと複数連結がメーカーの流行戦略?
アメリカのバスフィッシングの歴史のサイクルの深さを改めて実感した気がした。ビッグジョイントプラグのACプラグも考えてみれば最新のルアーではなく、古くから淘汰され生き抜いたビッグベイトの最終形態的ルアーなのである。ただ、日本人がそれに気が付くのが余りにも遅かったため、まるでニューカテゴリーのようになってしまったのだ。
しかし、いまや街のショップでは買えないビッグベイトがほとんどなくなった。ビッグベイトなら何でも売れた時代は完全に去り、本当にこれから日本のフィールドで本当に釣れ続くものだけが数点残る最も厳しいジャンルになるだろう。

結局、日本には日本の個性がある。
アメリカの真似はそろそろ止めて、ニッポンオリジナルをアメリカで流行らせたいですね。
イマカツでは今年、クランクプロジェクトとして、日本発、日本のフィールドのためのクランクを世に問うた。アメリカンクランク神話に対する、またアメリカの有りモノコピーに対する、私達の経験から出した回答だ。それがアメリカで通じるかどうかは、不明だが、日本国内であればちょっとやそっとじゃ他のクランクに負ける気はしない。

こちらは ハスカラーと並び水面や水面直下で多用の
ボーン鮎。更にフッキング向上のためリマリックフックに換え、キラーフックもワイドゲーブに交換。超鬼掛かり仕様です。
視認性が高いのがいい。
そういった意味で、イマカツが考えたイマカツ流のビッグベイトがバズビルマグナムである。日本の平均的フィールドでどこでも使える大きすぎないサイズでありながら、ビッグベイトの最大のキモとなる「大きさこそが最大のアピール力」を損なわせない最小にして最大級の絶妙なサイズ。普通に持っていけるジグやワームロッドで普通に使え、タックルボックスに入る気軽さ。そして均一で丈夫、当たり外れがなく、価格的にも入手しやすい価格。こういった要素に、すれたバスが反応しやすいと判断した、スロー〜ミディアムリトリーブでは大きく目立ち、人から確認しやすい動き、早く水中を引くと痙攣するようなタイトでビビッドな動きに変化する、バスに見破らせにくいミノーとクランクの中間的な独自の動き。こういったところを実戦テストで詰めていった。

ボロボロに使い込んだチューンドバズビル。
これはグリ巻きクランキング仕様で、水中を引くため
テールフィンを全てカット。
アシスト・トリプルをテールにセットしている。
そして何より、スレてきたフィールドでは、ビッグベイトにチェイスはあるが、真後ろに付いて後ろからテールしか噛まないキスバイト傾向は年々確実にハッキリとしてきていた。

テストではキラーフックへのフッキング率は異常に高かった。
これがあるとないとでは大きなフッキング率の差が出る。
こういったバスはたとえフッキングしてもジャンプで一発で極めてバレ易いのも傾向だ。バズビルマグナムはこのビッグベイトに対するスレに対応すべく、キラービルで培った「キラーフック(PAT.P)」を強い水押しを損なわせないために、非常に丈夫なエラストマー制セイルフィンシャッドテールに装着し、集魚力と高確率のフッキング、バラシの防止を実現させた。

こんなサイズを狙って釣れるんだから、必ず1つはボックスに忍ばせておきたいですね。
コブラでも、エアドラでもスタリオンでも、スクレイパーでも、
ガンスリでもオッケー。14ポンドラインで十分!!
このバズビルマグナムは自分で言うのもなんだが、本当に素晴らしく実戦的で、本当に釣れるビッグベイトだと自信を持って言うことが出来る。単なるレアモノコレクションではなく、これからの時代、1つは必ずボックスに忍ばせて置いて損のない、厳しいフィールドでも釣り抜けるビッグな力を持つスタンダードビッグベイトだ。難しいテクニックは必要としない。それはムービーを見れば一目瞭然だろう。ただグリグリ引くだけ十分釣れる。これは本来、これこそがミノーの喰わせと、クランクのパワーを持つ新しいジャンルのクランキング・ファットミノーと呼ぶのが正しいのかもしれない。

オカッパリでも気軽に使えるビッグベイト。
簡単イージーな使い方をイマカッチャンネルでご覧ください。
誰にも簡単に使え、スレにも強いバズビルマグナム、本日お昼12時オンエア、イマカッチャンネル・BUZZBILL・MGMオカッパリ編でじっくりと見てください。ビッグベイトが簡単になりますよ!!

 

 

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