ワシが心底リスペクトするピュア釣り師・黒崎君。

池原ダムの名手として知る人ぞ知るスーパービッグフィッシュハンター。

その実力は池原No.1と噂されるほど。

まあ、ワシが16年にEGの舞台にゲストで上げたら、モリゾーと一緒にやったくらいの超満員に。

やはり皆さん、彼には興味があるようで、ワシも驚いたね。

佇まいからしてリアル狩人。

目つき、鋭すぎ…。

猛獣系ですな。

琵琶湖のロクマルとは異質な風格の池原ロクマル。

これぞリアル・フロリダって迫力。

黒崎君の必殺技はサイトでのジャバロン、バクラト、そしてアンドロイド。

今年はステルスも仲間入り確実。

IK-500R２も実は彼のためにつくったようなもの。

池原殺しのクランクなのです。

そんな彼が、昨年ショー後に作って欲しいと自ら依頼してきたブツ。

口数の少ない彼自らが、強くリクエストしてきたことに驚き隠せず。

最初は「すぐできるで！」と安請け合い。

しかし、それがシンプル極まるのに何気に超難題…

GODも悩みに悩んで、いまだOKもらえず…

REAL GOD殺し…。

はい、そのGOD殺しのリクエストが「アマゾンペンシル」。

ワシがブラジル・アマゾン釣行のために作った超巨大ペンシル。

死ぬほど飛んで、めちゃくちゃパワフルでワイドなドッグウォークしますが、半日で手首が確実に死にます。

握力60kg以上あんのに…。

野獣系黒崎君でもやっぱ半日で死ぬそうです。

でもコイツの対ロクマルポテンシャルは凄いものがあると彼は真剣に熱弁。

これを1日引けるように、このサイズにして欲しいと木を削ってきました。

これなら簡単と最初は思った訳で。

しかし、彼のリクエストがダウンサイズだけで済む訳がありませんでした…。

まさにGOD長井殺し…。

恐ろしいコダワリ。

物理的に無理ちゃうん…それ…（私）。

先週、黒崎君に最新プロトを送りましたが、まだ返事はありません…。

シンプルほど難しい。

奇天烈の方がある意味、手をつける部分が多くて楽なのかもね。

さて、GODはこの無理難題を解決できるのでしょうか？

解決出来れば確かに天才ですな。