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キラービル発売の巻!
先週末キラービルが発売された。こいつはスピニング系サスペンドの王者スーパースレッジにすら対抗できる今まで自分が開発したサスペンドの中では究極に近いロングビルだと思っている。既に先々週から何人かのモニターにテストしてもらっているが、これ程までにクイックに釣果報告のリアクションの良いサスペンドは初めてではないかなと思うほど、続々と釣れました報告が届いている。時期的にもロングビルが最高にいいのは3〜4月、正にこれからが使い時である。
阿部進吾 高滝湖オカッパリでいきなりGet!!

 このキラービルを使うときの注意点はテールのキラーフックのセットの仕方が重要。出来るだけ真っ直ぐに綺麗にWフックが「立つ」ようにエラストマーテールをきちんと真っ直ぐにしてやることが大切。上ぞったり、下ぞったりしていると泳ぎが乱れやすいので、キャストする前に真っ直ぐにセットされているか確かめておこう。テールはエラストマー製なので引っ張っても簡単には切れないので、ヒレの部分を引っ張って簡単に調整できる。
普通のプラグはどうしてもテールフックが「垂れ」てしまう。低活性のバスほどよりスローな動きのエサを後ろから吸い込もうとするため、吸い込みが浅く、このフックの垂れは命取り。しかもWフックの針先がアイと一直線にあるためフッキングパワーがダイレクトに伝わり、一度かかるとバレにくいのも特長。かかりの浅い低水温で抜群の威力を発揮してくれます。

使用上の注意点はプラグの常識だけど、まず真っ直ぐ泳がないでやや逸れてしまう時はアイチューンする事。左に泳ぐ場合はアイを正面から右に、右に泳ぐときはアイを左にラジオペンチで僅かに曲げます。
中層メインで使いたいときは、テールのWフックをはずすのも有り。体当たりバイトを取りたいときにはWフックをフリーにした方がフッキング力が上がる。しかもアクションが若干ワイドになる。ただし、Wフックをキラーテールセットしているときと、フリーにしているときではバランスが若干違うので、セットした状態でトゥルーチューンした場合、フリーにすると真っ直ぐ泳がなくなることがあるので、再度フリーの状態でトゥルーチューンし直して欲しい。逆の場合も同じである。


次にエラストマーは(プラグその物もそうだけど)、ワームと一緒にしないこと。ワームの可塑剤で溶けちゃうから注意。
スペアテールがパッケージの奥に入っているからパッケージを捨てないようにね!

万が一テールがちぎれたら、スペアテールを付けて下さい。本体のテール穴をカッターなどで接着剤バリを綺麗に掃除してから、瞬間接着剤(ゼロタイムがお勧め)を穴に少量流し込み、真っ直ぐになるようにテールを滑らせるように押し込み乾燥させます。接着がしっかりと完了したら、写真のようにしてテールフィンを挟み、セット完了。


キラーテールシステムのセット方法は
まずこのようにWフックを持ちます。
フィンを引っ張って、Wフックの股の部分に引っかけます。
最後にWフックをしっかり持って、フィンを下方向に引っ張り形を整えます。

アクションの付け方は今週号ルアーニュースで解説してます。基本はジャーク&トゥイッチだけど、トゥイッチは今までみたいに激しくやる必要なし!。無駄にラインの水切り音を出さないように!スレたバスが一番嫌う音だしね。軽く、ソフトにスラックラインを十分出してトゥイッチすること。超簡単に誰もがダートをバッチリ決めれるのがキラービルの凄いところ。

また連続トゥイッチすれば潜行深度が浅くなり1mのシャローでも最高のダートが生かせます。横方向のポンプリトリーブで2.5m〜最高3m(プリに最も熱い水深)まで潜ります。深く潜らせたいときは6〜7ポンドフロロ、通常は8〜12ポンドフロロがベストです。

エコトーナメントでも使えますので、春の開幕戦は是非メインルアーとして使って下さい。本当は自分だけが3月末の
土師ダム戦で使いたかったんだけど、会社になったらそうもいきませんね…残念。


何故か関東で炸裂中!!

 

 

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