HOME < K.IMAE Top Secret

TOP50野尻湖戦速報&第3回イマカッチャンネル・オンエアの巻
TOP50野尻湖戦は蓋を空けてみれば結局、今年も余裕のぶっちぎり、ムシKING・アイバーソンの優勝で幕を閉じた。これでアイバーソンはクラシックを含め、野尻湖メジャー4連覇の偉業を達成した。

結局今年も野尻湖アイバ祭りとなったTOP50第3戦。
ムシキング・アイバーソンはさすがの一言だ。
今回の野尻湖は予測はされていたが、まさにムシKING争奪戦に相応しい、秘密のムシ合戦になった。結局ディープ組みは壊滅、緒戦から独走態勢に入っていたディープを得意とする旭川、土師ダム上位陣が総崩れ予選落ちとなり、シリーズチャンピオン争いも混沌とした大混戦となってきた。

予選を勝ち抜いた90%がムシ系トップ使い。
今回はディープ組み予選落ち続出。
チームイマカツは、阿部進吾が風神スパイダー&阿部スパイダー?で3位入賞、フージーが風神スパイダーで初日トップウエイトを出し、ストップアイバーソンの期待に沸いたが、二日目、無念の3本となり4位入賞、私もこれまた風神スパイダーで初日は6位につけたが、二日目、4本に終わり11位でフィニッシュとなった。

風神スパイダーでトップウエイトを出したフージー。
無念の4位。
阿部進吾は3位入賞。
阿部チャンの秘密の虫はゴキブリスパイダー??
試合前、私がリスクが高いと書いていたハンディは、単純に「視力」と「フライの経験」のことだった。私の視力は現在かなり悪く、メガネを懸けて0・5の乱視。フージー、阿部ちゃん、ワタナベは計測不能の2・0以上と言う原始人並みの視力なのである。今回は速報なので詳しくかけないが、スモールの水面でのフッキングは想像以上に難しく、まずはフライでは常識の「リーチキャスト」が完璧に出来ること、そしてスモールが浮き上がってくる瞬間をどの時点で発見できるか、その僅か「1〜2秒間に行う予備動作」によってフッキング率が大きく変わる。ラージマウスでは絶対に考えられないほどシビアで、この状況に何度も野尻湖で遭遇した人にしかわからない、野尻湖特有の癖のような特殊中の特殊な世界だ。フージーや渓流釣りをする阿部進吾は野尻湖スモールの水面虫食いバイトのキモを「フライの着水音」「山女の毛鉤のアワセ」と形容する。今回、アイバーソンも野尻湖でのフライの練習が大きな意味を持ったと語っていた。

風神スパイダーオンリーで初日ラージを交えて5300g。
年間ポイントも首位と僅差に。
結局、2日目、お立ち台に届く後一本をどうしても取ることが出来なかった。年に一度しか野尻湖にこれない私の付け焼刃な技術ではその1本がどうしても取ることが出来なかった。ただ、今年は本番でその技術を手に入れるため、敢えてどのような結果になっても水面パターンだけしかしない決意を固めていた。
視力とフライ経験のなさを集中力と場所の読みでどこまでカバーできるか、1戦1戦の優勝以外に価値がほとんどない今年の現状からすれば、ディープでイージーリミットをとりに行く時間を捨ててでも、その時間を全て優勝の可能性にかけた勝負をするつもりだった。2日間、途中何度もディープでひとまず数を合わせておけばお立ち台は比較的イージーな試合かもしれないと感じたが、それで優勝はないと、ひたすらビッグフィッシュのみにターゲットを絞った。デカいバスほど賢く、見切りも早い。しかしキロオーバー前後で揃えなければ絶対に勝ちはない。1日たった5本でいいと言い聞かせリスクを承知で100%攻撃オンリー、自爆と背中合わせの試合をしたつもりだ。この点に関して言えば、土師ダム同様、結果は11位だったが、全く悔いはない。悔しいが気持ちよく自爆?できた。その結果として、今まで一度も獲ることが出来なかった意外なタイトル「ビッグフィッシュ賞」を今回初めて獲得した。

JBトーナメント公認スモールマウスビッグフィッシュレコードとなった 54cm1970g のスモール。
仕留めた瞬間、さすがに足が震えました・・・。
過去のトップシリーズでビッグフィッシュ賞2位は数え切れないほどあるが、いつもトーナメント・ビゲストフィッシュだけは獲る事は出来なかった。その代わり優勝回数は誰よりも勝ち得てきた。それが引くときは引く、勝負どころを嗅ぎ分ける勝負勘のようなものだと自分を納得させてきたが、しかし、同時にそれを獲得しての完全優勝こそが最終目標である。
ワールドタイトル(現TOP50)を2度獲得して以来、自分にない未知のスタイルを模索する実験的試合展開を続けている。今回、大きなリスクを犯してまで獲得したビッグフィッシュ賞がJB・NBCの大会公認記録「スモールマウスビッグフィッシュレコード(1970g・54cm)」となったことは、新たな進歩の結果と受け止めたい。

初のビッグフィッシュ賞獲得。
今年は絶対獲る気でいたが、
お化けスモールで獲るとは思いませんでした。
開幕戦旭川戦欠場によって私の年間成績は物理的にほぼ絶望と思っていたが、現時点で総合11位(JB簡易ランキングより)にランキングされ、残り2戦の成績次第でシングルが見えてきた。しかし、だからと言って手堅くシングル狙いをする気はない。残り2戦は得意な桧原湖、そして遠賀川。狙うは当然、2連勝。

左が40アップ・1キロサイズのスモール、
右がバケモノスモール。
釣った自分もこんなの見たことありません・・・。
今回、JB公認大会ビッグフィッシュレコードとなったスモールは ブラッシュスティンガー&PE1号によるPEパワーフィネスによる「風神スパイダー」で獲得した。
自分でも見た事のないようなバケモノスモール(当然スモールの自己新記録)だったが、瞬殺で仕留めることが出来た。

野尻湖戦でもフージー、阿部、私の主力はPEパワーフィネススパイダー。
イマカッチャンネルでPEパワーフィネスを是非学んで下さい。
(大好評につき再度限定プレゼント登場!!)
本日、お昼12時より 「イマカッチャンネル・第3回PEパワーフィネス対アフターサイト前編」が放映中なので
是非、参考にして欲しい。

 

 

TOP OF THIS PAGE