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K.imae Today's Tips 916『かなり危ない道具です。』

バーサタイルを追求したグラコブとは魔逆。



2つとも薮蛇ブッシュサーペントに劣らぬゲキ攻めダルマなスピニングです。


根本的に守ること考えてません。



最近のワシの傾向そのもの。



サイトホークは、特にヤバイです。
300m先の標的をビルの屋上から狙うスナイパーな気分になって、
サイトしかしたくなくなるので。



でも、正直、使い手のレベルを選ぶ竿です。


正直な話、これは自分だけのために作ったと言い切ってもいい竿。



スモラバなら0.9gにアンゴビ2インチレベルが基準。
それを完璧に操り、55cmを押さえ込むために作った竿。



実際、この2年の試合中に仕留めた50アップは100%この竿です。



檜原も、七色も、野村でも。全部サイト。



一般性能など1mmも考慮していないので、
そこんとこ腹くくって使ってください。



ただ、超軽量リグのスナイプ精度は
自分のロッド製作史上、過去最高だと思います。



PEの釣りにも完璧に対応しますが、
50アップをカバー際で捌く腕は不可欠、ゴリ巻きは出来ません。



一般的には使いこなせる人のほうが少ないと思います。



繊細なサイトに自信のない人にはおススメできないおススメです。



DSやネコにも十分向いていますが、そんなもんに使うと宝の持ち腐れです。



鷹の目は自らに相応しい、剣の使い手を選びます。



購入される方はその点、覚悟して使ってください。



ちなみに巻蛇スピサーは、ゲキ攻めスピニングには変わりないですが、
薮蛇より一般的には間違いなくイージーで強い、
他にまず似たものがない感じの竿です。



まるでベイトロッドにスピニングつけてる感じ。




一番驚くのは、ベイトロッド並みに強いのに、驚くほど軽い操作感と投げやすさ。



これは特筆物。



後発のアリウープ後継機種「ビースティンガー」が
スピニングらしい強い竿なら、巻蛇はスピニングらしくない強い竿。


シャッドなどの抵抗の強いものを、ティップを水面方向に
押さえ込んで高速巻きしても、竿先がスピニングリール特有の
ケイデンスパワーに負けてダンシングしたりしません。



ベイトで巻くみたいに、ビタッ!!とティップが真っ直ぐで
シャッドを巻いて来れます。



先発の薮蛇に比べ、実はオカッパリの強いスピニングとしては、
巻蛇が一番おススメです。


薮蛇はガラガラヘビみたいな暴力的な竿ですが、
巻蛇はかなり従順な筋肉ムチムチのコブラって感じ。


使えるウェイトがセルペンティの中で最も広く、汎用性が高いスピニング。


ボーターよりむしろ、オカッパリの一本には一番おススメだと自分は思います。


自分はメイン、シャッドの巻きや3.5~5gのスモラバ系に使ってます。



喉風邪悪化したので、今からまた、お医者さん行って来ます。




ウザ…。

 

 

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