K.imae Today's Tips 903『RS』
まだ野尻湖におるホンデュー。 既に秋の気配濃厚な野尻湖でも驚きの結果。 スモールでもフッキングする理由がRSにはある。 立ち角度、針の水への入角が従来と全く違う。 スモールで結果が出れば完璧と思ってただけに、嬉しい報告。 実はRS、既に2年前の春の大渡ダムロケで驚愕の結果を出していた。 この当時はGTフォルムでボディー素材を何種も同時テストしていた。 そのなかで圧倒的だったのが「桐」。 浮力はバルサに匹敵、強度はフィジェットに採用したアユーズ並み。 しかし、最大の泣き所はこのとき既に発覚してた。 一つは軽すぎて飛距離が出ないこと。 二つ目はひっくり返って着水すると絶対元に戻らないこと…。 そして致命傷がウィングの角度を調整するヒートンが、 何度も調整しているうちにグスグスに緩んでしまうこと。 デッドスローの性能は究極、しかし、この時点で「桐」は没になり、 ウッドルアーで最も実績の高い安定したバスウッドをGT用に選んだ。 だか、デッドを極めた「桐」の魅力は自分の頭から離れなくなっていた。 あれから2年近くかかって遂に今月末、陽の目を見るRS。 その驚異的性能はTOP50プロ達すら虜にする、まさにレン・シュポルト。 シリーズ最大の羽根を搭載。 軽量化によるパワーロスを無くした。 しかし、飛行姿勢はまるで「卵」を投げるが様。 自動的に羽根が開き、裏返っても自分でカメみたいに起き上がる。 TOP50で本気で使う「競技用」スーパースロークローラーベイト。 RSの名は伊達ではない。 |