終わってみて、初めて解る勝者と敗者の理由。
何ものにも代え難い達成感と優越感、それに相反する耐え難い失望感と惨めさ。
その双方を幾度も経験し、噛み締め、振り返ることで今の自分の立ち位置を、そして釣りを知る。
それが日本最高峰のトーナメント、TOP50。
それを知るために登りつめ、それを知ってなお、ここ一番で取り返しのつかない大馬鹿を繰り返す。
そんな大馬鹿者が自分らしい。
若い頃からそうだったが、最近はさらに拍車がかかってきたように思う。
馬鹿は死ななきゃ治らない。
だから死ぬまでやるしかない。
自分はまだ死んではいない。
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