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K.imae Today's Tips 852『アベンタの羽根の秘密(2)』

オリジナル、GT、RSに採用されている、クローラーベイトとしては
破格の大型軽量ジュラルミン製ウィング。

RSのはオリジナル&GTより更にデカイです。

まずはこのデカさがアベンタの重要なキモ。

だって、元祖羽根モノ HI-FINクリーパー様と同じ羽根、
同じような動きじゃルアーとして差がでないしね。

元祖をインスパイアする以上、そこの違いはこだわりたい所。





















アベンタはクリーパー様の羽根の動きとは真逆を意図してます。

それはデッドスローでも出来るだけ羽根を高く水面上下に上げる能力。

細かいピッチより一発一発の集魚パワー。

もう一つの狙いは遠くからでもデッドスローの羽根の動きが良く見えること。

羽根が見えにくいと、見たくて大きく早く動かしたくなるんです。

だから、このオリジナルな立ち上がりの大きい独特のカタチになったわけ。

ちなみにクリーパーっぽく穴あけても、凹ましても全然ダメですので。

穴あけると軽量化できるけど、水が絡みすぎて羽根が上がらなくなります。

音もワシはポコポコ音より金属音重視派です。






















で、こないだの秘密記事で、速攻気が付いた人も結構いたようです。

そうです。

最初期のアベンタには、GTの羽根を台座丸ごと移植できます。


GT専用の台座の金属接触音が、空洞樹脂ボディーにメッチャ響いて、ええ音奏でてくれます。

(ちなみにアベンタ専用羽根キットにはGT台座は入ってませんので…)

そしてもう一つの秘密は…

黒や赤、青色のアルマイト加工した羽根。

実はアルマイト加工はジュラルミンの表面を着色時、極薄く溶かしてしまうんです。

すなわち、オリジナルのジュラルミン羽根より実は僅かですが薄く軽いのです。

ちょっと意外ですが、それが音と動きが変わる正体です。

秘密は明かせば終わりですが、既にその先があるときに明かされるのであります。

いつかその(3)をお楽しみに!

 

 

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