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ダイナゴン&バタフライクロー新技?炸裂の巻
久しぶりに取材に行ってきた。今回の仕事は約1年間の休養を経て今年から再開するバスワールドの新連載、
その名も「TOP SECRET」!
そのまんまやんけって言われそうだけど、実はこの名前はもともとバスワールドの連載企画だったのだ。その後、リアルの連載を2年続けてきて、最終的にワールド(現トップ50)タイトル2度目を獲得して、これ以上やったら際限がなくなりそうなので一旦終了させていた。そんでもってその後暫くはバスワールドは休養させてもらっていたのだけれど、来月号(5月末売り)から記念すべき紙面リニューアルって事もあって、連載を復活することになっていた。ということで今回はその記念すべき?第一回目のロケ。

今回からのバスワールドの連載は、本誌発売後、紙面とリンク中のサイドリバー(エイ出版のポータルサイト)およびイマカツHPムービーで動画を公開!内容やバージョンも随時変えて紙面と動画のWバックアップ充実度を計る予定だ。リアルはトーナメントに同船密着し、バスフィッシングの真実を見せる企画だったが、今回は紙面で解説を読んで実際の映像で状況を体感する、それがバスワールドの新連載の目的である。

ということで、今回の取材は某難易度スペシャルAクラスのメジャーリザーバー。今年のリザーバーは正直言って3月頭までは好調だったが、それ以降、絶不調といっていいほど状況が悪い。原因は例年以上の雪解けと冷たい雨による大増水、気温もGWだというのに現場の朝はまだ3度。水温も10度前後と非常に厳しい状態が続いている。

今頃桜が咲いてます。2週間以上遅い春かもしれません。
今年は南部の湖でようやく今週スポーニングに入ったようだが、琵琶湖でもいまだその気配は薄い。ここにきて今年のスポーンは例年の2週間遅れって感じがする。マックスピークは残念ながら?バスにとっては幸いなGW明けの大潮と思われる。

今春は雪解け&多雨で大増水のリザーバーが多い。
1000本立ち木にバス1尾って感じだ・・・。
しかし、必ずしも今年のリザーバーは決して悪いわけではない。と言うのはこの低水温のおかげか、釣れればデカイという傾向はいまだ続いている。ただ、今年はどこもリザーバーは大増水傾向が強く、冠水ブッシュなどのカバー地獄で「引き物」が苦戦中だ。変わりに「カバー物」が非常に強い。
前回のロドリ青野ダムに引き続き、今回もモグラ&ダイナゴンが超厳しいなかでこれ以上ない最高の結果を出してくれた。

厳しいけど出ればデカい。それが今年の春のリザーバーだ。
今月号ロドリ巻頭企画で釣った青野の52cm。
特にダイナゴンは圧巻で、旭川のプラで発見したダイナゴンならではバーサタイルな裏技?的使用法(5月1日発売ルアニュー参考)が奏功した典型的取材だった。

旭川でダイナゴンのテキサスでの使いやすさを再認識したが、
いかんせん、釣れなさ過ぎ・・・。
ダイナゴンはフライングイモグラブのようなバックスライドでオバハンに入っていくノーシンカーイメージが強い。しかし、このウエブでも昨年から再三書いているが、ダイナゴンにはそれと同様にもう一つ重要な要素がある。それはカバーに「入ってから、どれだけ誘えるか」である。この性能とバックスライドの安定感の両立は非常に苦戦した。しかし、最近のバスはカバーの奥底に入っても喰うまで結構考える厄介な奴らが多い。とくにメジャーレイクや警戒心の強いプリのバスにその傾向は強い。とにかくどんな分厚いカバーでも、入れることが出来て、そこからもう一歩、誘いをかけれるプラスアルファが欲しかった。ダイナゴンはそのためフレアするような手足パーツに最後までこだわったのだ。

デカバスが大好きなラバージグ、ファットイカに共通する萎んで膨らむフレア効果。ダイナゴンにフレアパーツは絶対に必要な要素なのだ。いよいよGW明けに入荷予定!!
そして今回、難攻不落の超ヘビーカバーと化した大増水のリザーバーでその裏技が炸裂した。1オンスシンカーのテキサスですら貫けないシックなゴミ溜まり。それゆえ誰もが貫通を試みては諦める場所。約18gのダイナゴン(中納言)に1オンスシンカー、4/0フックは逆付けではなく順付け。実に合わせて46g。ビッグベイトにも匹敵する重量のテキサスだ。これがシークレット。これをガンスリンジャーで撃つ。

この50アップをここで公開できることがどういうことか?
それは来月号のバスワールドで見てください。
ダイナゴン1オンスTXはヤバイ。
超分厚い難攻不落のマットの下に約50gのダイナゴン攻撃。
全く釣られた形跡のないプリメスです。
特に中納言は順付けのテキサスシンカーとも抜群の相性に設計されている。順付けでは全てのパーツが逆に抜群のすり抜け性能を発揮し、枝に巻きついてもモグラジグ並みに解れて帰ってくる。そしてカバーの中でリフト&フォールやシェイクによって手足のフレア効果、リアクションを遺憾なく発揮できるのだ。
本来、ダイナゴンはノーシンカーメインのロックフラット、リップラップ攻略を最大の目的として開発してきただけに、テキサスでの使用は出来れば応用幅が広くなるのでと言う程度だった。しかし、前回の旭川プラ、今回の取材でその貫通突破力、リアクション能力、絡みつきの少なさは、キャストの精度は自分でも新たな衝撃だった。特に21g〜1オンスシンカーとの相性は最高で、スピードフォールする姿はまさに逃げる手長エビそのもの、着底直後の手足のフレアはノーシンカー以上の魅力を感じてしまった。

前から刺しても後ろから刺しても凄いんです。
そのヤバさは昨年のジャバロン級か!?
詳しい使いこなし方、そして更に奥深いダイナゴンのリグ別セット方法の秘密は5月号のバスワールド巻頭記事で見てください。直後にムービーもバッチリ公開です。

これまた激ヤバ。泳がせても、落としても凄かった・・の
バタフライクロー。通称「バターモグラ」
バタフライクロー、そしてブラッシュスティンガーのPEパワーフィネスも、新連載再開に相応しい超衝撃的内容ですよ!

バスワールド新連載「TOP SECRET RELOADED」
ムービープラスで何が出てくるかお楽しみに!

 

 

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