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新春ムービー第2弾・冬はやっぱりキラービル!?の巻

昨年の釣り納めは年末29日の青野ダム。
水温1〜4度、正に千載一遇のバスです。

今年の正月は例年に比べるとちょっぴりゆっくりさせてもらった感じ。でも5日からはいつも通りの忙しさが戻ってきた。このバス業界不景気の中、まだ忙しいって言えることはものすごく幸せなことかもしれない。
それにしても今年は寒い。昨年の12月は西日本では88年ぶり?戦後最低の激寒ぶりだったそうだ。確かにでは12月にリザーバーで1度台なんて経験は記憶のある限りない。クリスマス直後に丸坊主を喰らったときも水温は軽く4度を切っていた。これって普通なら2月中旬の最寒時の水温だ。
普段なら結構サスペンド大爆発が起きる年末なのに、その爆発は12月上旬に来てしまった感じ。(詳しくはロドリ参照)果たして、このまま更に寒くなるという恐るべき事態となるのか?はたまた、寒さのピークを早々と越して暖かさ前倒しのハッピーな1〜2月となるのか?天気予報は非常に気になるところだ。

でも、バス釣りの場合はめちゃくちゃ寒いと釣れないというわけではない。むしろ、早く最低水温(通常例年は湖全域平均で3〜4度)に達し、下げ止まって安定した方が良く釣れるケースがある。水温が低温で安定してバスがそれに慣れると、少しでも水温が上がると活性も上がるからだ。いずれにせよバス釣りの最悪状況は急に水温が下がった時ほど辛いことは間違いない。低温安定もむしろ良い場合もあるって事を覚えておこう。

真冬のシャローは出ればこのサイズがほとんど。
サスペンドは強いぞ!!
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というわけで、結局昨年末の釣り納めは極寒氷結、水温3〜4度の最悪の状況ながら、青野ダムというメジャー中のメジャーでスーパーキラービル電撃ブタモグラに助けられ、満足な結果を出すことが出来た。
やっぱりこの時期のサスペンドは絶対的に強い。特に今月末出荷予定の「スーパーキラービル」は、もう絶対に越えられないと思っていたスーパースレッジの壁をも越えた低水温適応能力を持っているようだ。

立ち木も氷の下、
こんな状況でもでかい奴ほど浅いところにいる。
その大きなアドバンテージは5ポンドフロロのスピニングでも十分に飛ぶ最小限の大きさ、ポーズ時にでもウネウネとウネるように微妙に動く動き、そして何よりキラーフックによるテールバイトがガッチリ取れることにある。
しかも、ジョイントとソフトテールによってボディーが水中で撓るため、サスペンドロングビルが初心者にとって難しい理由の一つである「ダートさせる難しさ」を完全と言っても良いほど解消している。ぎこちないトゥイッチでも誰でも超簡単にスーパーダートを演出できる。これがダートの難しいワンピースボディーのロングビルと決定的に違う利点だ。
スーパースレッジは「背子玉」によって他に類を見ない3段飛びを実現させたが、スースレの直線的スライドに対し、スーキラは切れはあるが柔らかくしなやかなスライドが特徴だ。

背中に玉をしょったサスペンドの代名詞「スーパースレッジ」
アバロンは今年もまもなく限定発売です。
使い分けは3〜4ポンドクラスで使うスースレに対し、スーキラは4〜5ポンドクラスでも十分飛ばせるスースレより一回り大きな設定。しかし、キラーフック搭載の3フックゆえに、フッキング率、バレの危険率はスースレを上回り、大きさのデメリットは解消している。むしろアピール度はスースレより1段上のレベルなので、スーキラに来るバスは何故かかなりデカい。

上から
オリジナルキラービル
スーパーキラービル
スースレアバロン
これからの主役です。
これはキラービルに言えることなのだが、低水温期にキラービルで釣れるバスは40cm以上の確率が非常に高い。まあだからこそ取材やビデオでも一発オッケーを取れるプラグとして12〜4月の使用率ダントツナンバーワンプラグになる。そして、その値千金バスの9分9厘がテールのキラーフックに掛かっているからなおさら信頼している。

尻尾をついばんだ瞬間、Wのフックが唇を貫く。
まさにキラービルだけの「触れらば斬る」キラーフック。
この時期のバスのバイトは私自身何度も透明度の高い湖で、実際に目で見たから自信を持って言えるのだが、バスはボトムやカバーに静止している、もしくはゆっくり動き始めたプラグの後ろから本当にゆっくりと時間をかけて近づいてくる。そして、バイトの瞬間、口を開けたか開けないか判らないくらいのおちょぼ口でルアーのケツに一瞬だけチューする感じでついばんでくる。この時の吸い込む力は当然弱く、運が良いとプラグのケツに垂れているフック部分だけが吸い込まれ、その針一本だけがバスの下唇に掛かるケースが多いのだ。だからリアフックが重い太軸というだけでも、フックが垂れている状態からバスの口内へ吸い上げてももらえない。たとえ掛かっても一本掛かりが多く、千載一遇のバスをフックアウトするケースが多くなるのだ。

キラーフックの存在はマジで大きい。
殆んどがこのフックに掛かるのがこの時期の特徴。
その点においてキラービルは極めて実践的にこの問題を解決させたプラグなのである。スーパーキラービルはスースレより僅かに大きいサイズに3本のフックを仕込んであるゆえ、フッキング率、キャッチ率は間違いなく世界最高レベルといってもいい完成度である。動き、ダートにおいても、ワンピースの最高峰スースレと並ぶ過去最高傑作の域に達していると呼べる自信作がスーパーキラービルだ。

このスーパーシリーズは今回も水深にあわせて春までに3機種をラインナップし、順次、発表していく予定。まず先発は季節柄、最も深く潜るスーパーキラービル。適応水深はキャスティングで2m、ドラッギングで3〜4mである。ロッドはスカイマスター、イレイザー、フィランギ、スピンコブラクラスまでオッケー。

スーパーキラービル
もうホントもろ小魚です。
2〜2.5mダイバー今月末初出荷!!
こちらはまだ名前なし・・・
1〜1.5mダイバーのスーパー?ビルです。
浅くなるほど動きのパワーを上げてあります。
スーパーパワービル。0.5〜1mダイバー。
強風もしくはザリ喰いバスにはぶっ飛び
「スーパープレデター」
EGから2月下旬発売予定です。
また、スピンコブラやフィランギを既に持っている人は、オリジナルのキラービルも是非、5〜6ポンドフロロで使ってみて欲しい。ラインが細く、スラックの出しやすいスピニングは、サスペンドロングビルの性能をベイト以上に遥かに簡単に引き出してくれる。釣れるバスの数がきっと増えるので、キラービルのスピンコブラパワーフィネスは是非マスターして欲しい。

まだまだ使いこなしている人が少ないサスペンド。
その威力を知れば冬の釣りが楽しくなること間違いなし!
この時期決しては簡単に釣れる時期ではないが、逆に釣れればデカバスであることもほとんど。この時期は水温3度でも電撃ブタモグラ&キラービルの2本でシャロー攻め、それが私の王道であります。
それでは、新春第2弾イマカツ・ザ・ムービーオンエアです。

最後はまたまたガンスリブタモグラ。
豚モグラもまた冬最強


新春特別企画[ 青野ダム編 ]

 

 

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