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K.imae Today's Tips 441 『なかなか凄いぞMGX!その(3)』

ネタなし正月、リールネタで引っ張ります。

でも、これが一番、ワシがこのリール使える!と思った理由。

スピニングで一番ウザいこと。ワシ的には糸撚れと、
酷い時はドバッってラインが出てグシャグシャに絡むこと。

こうなうるとイライラ爆発、プッツンしてしまう。

確かに国産ハイエンドはマシだけど…。

D社のほうがこの点で優れているので、
今まで4ポンド以上はD社2500番、3.5ポンドで2000番、

スモール戦のみ、3ポンド以下はドラグは抜群のS社を試合で使ってた。

でも、大してそこには期待していなかったABU MGX。ところが使っていくうちに…


「んっ!?」、なんかトラブルめっちゃ少なくね?



って、ABUのデザイナーに質問したら、鼻息荒く思わぬ回答が帰ってきた。
















で、これはワシの使ってたイグジトとステラさん。
一応、一つ前のモデルだけど共にハイエンド。

本来の注目は、D社はラインローラー、S社はスプールエッジ。
共にライントラブル減少のための工夫。
















ところがABUさん、ここに目をつけてきた。

そうベールオープン時のベールとスプールの絶妙の距離と角度。

そして独特の2段スプールエッジ。

なんと、スプールからのラインの放出ループを必要以上に大きくしないよう、
放出ラインのループをベールの先端でフェザーリング(サミング)の要領で抑える構造。

PE対応のベイトリールに見られるPEラインの
放出時の余分な膨らみを抑えるカムロックバー的効果。

そこにライン巻き量をスプールエッジ下部分までで押さえることで、
さらに放出時のトラブルをW制御している。


これにはタケモっちゃんもびっくりw。

思い過ごしかと思った糸撚れトラブルの少なさはアメリカンな発想の賜物でした。

















同クラス(MGX2500番、)で比べるとその差明らか。

ベールを手で返すと反対側は人差し指でフェザーリングできるので、
両サイドから余計な放出トラブルが防げる。

スプール径がデカいので5ポンドでも気持ちよく使えるのもいい。

また、ライントラブルが出やすいごく軽いルアーでこそ、
このWフェザーリング効果は大きい。

2000番でも4ポンドが気持ちよく使えたのは驚きだった。




















という事で、MGX、本気で使うに足りるスピニングです。

セルペンティ“ソリッドスピンコブラ”と2500番の組み合わせなら
1500gリフトも問題なし。竿もリールも頑丈。


ワシ的にはMGX、ローギア(ギア比1:52)が最高!。



ハンドルの初動の軽さが段違い。巻物でも全然、ダンシングせんしね。

断言しときます。

 

 

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