古くはスーパーウォーリアーの血統を受け継ぎ、
エアドライバー、エアレイド、そしてブラックレイブンと進化し、

ボトム感知能力と精密な操作性、張りのあるシャープなフッキングが特徴の
「積極的に操作していく系」ジグ＆ワームモデル。

高弾性の金属的な張りと感度、4軸の破断強度特性をもっともブランクスに
反映させたモデルでもある。自分的には電撃ガンスリンジャーの弟的存在。

だが近年、トーナメントの2日目3日目にカバーやブッシュ、
浮きゴミ内で咥えても直ぐ離してしまう、浅喰いのナーバスなバスが増えた。

積極的に掛けていくブラックレイブンに限界を感じ、
ブラックレイブンの高弾性ならではシャキっとしたシャープさを損わずに
アワセの間を作るソリッドティップを搭載したのがブラックレイブンSS。

極細いソリッドティップ接合部ギリギリまで4軸ラッピングを施すという
極めて高度な工法を駆使し、アワセ時にソリッドティップ特有のティップが
お辞儀するようなタイムラグを感じさせない。

おそらくこの製法は近い将来、66～7フィートクラスの
喰わせるワーム＆ジグロッドの定番となると思う。

メタクロ、ギルメタ、ソルソニ、7～10gフットボールにも相性が良い。
ワイルドフィネスとは似て非なるロッド。