K.imae Today's Tips 67 『夏の日のおもひで。』
突然SGプラスを思い出して、3D化していろいろプールで弄くってたらこのルアーめっちゃエエやんか…と自画自賛。 ふと昔のデータを見直してみてみると… 6~7年前、メッチャ釣ってことを思い出した。 ロンゲが懐かしい。 スゴイの釣ってるし。 なぜイマイチ使わなくなったのと考えてみると、ビッグベイトの芸風が今と全然違うことに気がつく。 まずは大きさ。この頃からビッグベイトは巨大化の一途をたどる。当時SGプラスはこれでもビッグベイトだったが…。 SGプラス・アンドロイドの誕生がSGプラスの出番を完全に奪ってしまった。 そしていまやアンドロイドもビグベというより標準サイズに…。 当時はまだS字形は遠投して「巻いて釣る」と言うイメージが強く、主戦場は真夏のバックウォーター。 アランコールのACルアーの延長的な使い方だった。 リップレスがゆえに故に製品は全てシンキング。いまなら絶対スローフロティングなのに。 そのS字に何かをプラスするという意味で、「S字プラス」が誕生。 当時はまだ認知されていなかったI字釣法(当時はサスペンドI字ではなく、シンキングで棒引きI字が流行してた。)対応のダンパーシステム、 I字でもアピールするようブレード追加してたり、テールにハドルテールをつけたり、スクリューをプラスしたチューンドモデルもあった。 しかも初のWフック背針搭載システムを持ち、 胸鰭で倒れることもない「ボトムついばみ」アクションも実現。 いまこれに最新のクイックチャンジャーハンガーを追加したらボトムアクションは完璧だ。 最近、一口サイズ、ジャスト・オイカワフィッシュサイズのビッグベイトが欲しいと思う状況があって、 思い出して3D塗装を施してみたらこれがメッチャクチャに良い感じ。 プールで泳がせたら動きも見た目ももうマンマ逃げ惑う小鮎かオイカワそのもの。 ドデカいビッグべイトが氾濫する今だからこそ、このサイズ感が凄く新鮮に思えた。 生産中止になって久しいが、これはもう絶対一度試す価値アリ。 「時代の逆を行け」と言うが、このSGプラス、使い方次第でそのキッカケになるかもしれない。 |