K.imae Today's Tips 63 『フラットサイドビッグベイト考』
今人気のギル型ビッグベイトの元祖とも言える?Sフラット。 個人的にはとても好きなルアーだったが、なぜか当時(2008年)はイマイチ売れず…。 しかし、自分に海外でフラットサイドビッグベイトの何たるかを教えてくれた名作である。 2008年、もともとパイク用であるフラットサイドビッグベイトの発祥の地でもあるス ウェーデンに滞在していたとき、徹底的にフラットサイドビッグベイトの肝をガイド に教えてもらった。 なかでも、感銘を受けたのが… それが知る人ぞ知るサルモスライダー。 かなり研究し、プロトも製作したが当時は型ジョイントミノー が大人気で、 何故かフラットサイドビッグベイトはぜんぜん売れず…。 しかし、このサルモを完膚なきまで凌駕し、地元ガイドを凹ませたのが・・・ それはSフラット。 アホほどデカパイク入れ喰わせて帰国前にガイドたちに全て奪われるほど圧倒的威力。 ただ、決定的弱点も今から考えればあったけどね。 結局、日本では人気なしだったけど、もし自分が作るなら改良点は絶対ここ!ってのが2つ解った。 これだけのフラットサイドビッグベイトをガイドに延々投げさせつづけられたら、 良し悪しは自ずとわかってくる。 まさか今、この経験が生きるとは思わなかった。 当時はSフラットにギルのイメージなんてなかったが、 なんでこんなに釣れるのに日本でSフラットがブレイクしないの????と不思議で仕方なかった。 大衆迎合の思い込みは怖いね…。 クローラーベイトももともと北米のパイクフィッシングが発祥。 獰猛なフィッシュイーターほどゲテモノルアーが好きなのかもね。 |